Archive for 3月, 2010

アバター、桑田さん、春の日々

金曜日, 3月 19th, 2010

スウェーデンから丁度1ヶ月たちました。雪におおわれた夢の国で演奏してきたような印象です。ナルニア国物語、という映画がありました。クローゼットの毛皮をかきわけると、そこは雪国、という導入、また有名な小説にも、トンネルを抜けるとそこは雪国だった、という一説がありますが、クローゼットの先、トンネルの向こうに行き、演奏冒険旅行に行って来た、というのが、今の私の実感です。

締め切りがひとつあったので、旅行の疲れを癒す間もなく作業に突入し、ここのところやっと一息ついた。先日、知人に招待していただき、桑田さんの音楽寅さんコンサートへ行ってきた。武道館は、15年以上前に、ドリームシアターの東京公演を見に行ったきり足を踏み入れたことはなかったが、九段下に長く勤務していた時期があって、何だか懐かしい。桜の咲く時期にはお花見、第4会議室、と呼ばれた安ーい居酒屋さん。古本漫画店の隣にあるとってもおいしいカレー屋さん、三省堂本店、ジャニス、などなど、どんどん記憶の扉が開いてくる。いろんなことがあったなぁ、、、。と、さて本題からずれてはいけません。桑田さんクラスのアーティストでなければ、このようなコンサートは実現しないのだろう。とても楽しく素敵な時間を過ごしました。アンコールでは、招待席以外は、皆さん総立ちで、足踏みの振動が、ボディーソニック状態で、バブルの頃のディスコの様。サザンオールスターズの音楽を初めて聞いたのは、ベストテンという番組で、だみ声の人が、日本語なのか英語なのか何を言っているのか聞き取りにくい歌詞で「勝手にシンドバッド」を歌っていたのをいまでもよく覚えている、その後、ラジオから聴こえる彼らの音楽を聴いて私達の年代は育ったのだ。それにしても、生で聴く桑田さんの歌は、圧巻だった。彼のだみ声の中には、なにか人の心をひきつける複雑な倍音が含まれているのだということを確認した。

桑田さんはきっと、おじいちゃんになっても、ずっと歌い続けるんだろうなぁー、そしてファンもそれを応援し続けるのだろうなと思った。原由子さんも途中からコーラス隊に加わり、武道館は、彼を愛するファンの熱気と暖かいオーラに包まれた。

さて、、、、唐突ですが、アバターについて。いろいろ話題になったアバターだが、私には一番気に入っているシーンがある。そのシーンを斉藤環さんが、一番お気に入りのシーンとしてブログで紹介していたので、何故だか私も嬉しくなった。眼鏡をかけて3Dでも、眼鏡なしの3Dでなくとも、息をのむような映像の美しさは両方充分楽しめる。ストーリーはありがちで中国の作家から、盗作疑惑も持たれているようだが、エンターテイメント作品の王道です。見ていない方は、是非映画館の大きいスクリーンで鑑賞されることをおすすめします。

そんな春の日々、締め切りのメドもついたので、ガボさんを誘って、久しぶりのお寿司やさんへ。そしたら、いつもの板さんが、カウンターに立つのは今日限りで近々、お店を辞めて独立する、とのこと。何だか寂しくなりますが、虫の知らせでしょうか、今日来られてよかったね、と言いながら、いろいろ美味しいものを頂きました。

それでは、今日はこの辺で、、、、、、おっと、忘れるとこでした。

3月24日に、悪魔城ドラキュラ〜Best Music Collections BOX(全18巻)〜が発売されます。18巻は、オリジナル2曲を含む、私のセルフアレンジCD、全9曲となってますよ〜。

18巻だけ、i Tunes Music Store にて、同日、ダウンロード発売予定です。

アルバムタイトルは「悪魔城ドラキュラ × Autobiography Music  」

それでは今日は、この辺で、、、。