TAKE6-東京公演-
TAKE6の東京公演に行って来た。久しぶりの六本木の夜。
セカンドアルバム「ソー・マッチ・トゥ・セイ」を初めて耳にしてから、その歌声とハーモニーにすっかり魅了され続けてはや20年。
彼らがデビューしてすぐに、大きいホールでのコンサートにいった。その時は、PAの具合が悪く、少々がっかりした想い出があった。そして時を経て2年前、ブルー・ノート東京で、久々に彼らの生歌を真近で体験し、何とも素晴らしいステージで、また来日したらいかなくちゃ、と思っていたところ。んで今回は、ステージの背面カーテンが開くゴージャスなクラブ、ビルボード東京での公演。
うーん、やっぱり素敵。シンガーズアンリミテッドとも、マンハッタントランスファーとも、ニューヨークヴォイシズとも違うTAKE6のベルベットヴォイス。深みのある声質と、テンションノートをいっぱい含んでいるのに、微妙に揺らいで妙になじんで協和音程のように聴こえる不思議なハーモニー。至福の時。最近の流行もあってか、ヒューマンビートボックスぽいアプローチの曲がたくさんあり、管楽器の疑似も味があって、新しい、かれらの表現を充分見せてもらった。
が、しかーし、やはりなんといってもTAKE6の醍醐味、魅力は、ロントーンで奏でられる、美しい和声を中心にしたゴスペル曲だろう。そのむかし、私の身の上に心痛める出来事がおこったとき、彼らの音楽にとーっても癒された。
聴覚から入り脳を刺激して癒す「心のビタミン剤」とでも言っておこうかしら。
もう少しその心地よさを文章にするなら、チルル君を30倍くらいの大きさにし、そしてねそべってもらって、彼のお腹の一番毛がふさふさしている所に横になって顔をうずめ、包まれる感じかな。。。
あー、実際、そんな体験してみたい。あはは、トトロの猫バスじゃあるまいし。
さて、少し告知です。
悪魔城ドラキュラ〜Best Music Collection Box〜の18巻でお世話になりましたJAZZグループの、アンフォルメル8さんのライブがあります。あの音源で、興味を持たれた方は、ぜひぜひ。他に2つのバンドも出ます。
2010/5/25(火)
エンタメ市場《meets》晴れたら空に豆まいて『Touch and sketch』
e+ でも購入可能だです。
それでは今日はこの辺で。