聖なるホワイトライオン
6月5日〜6日と山梨に行って来ました。
聖なるホワイトライオン
〜時空を越えた星の使者からの導き〜
というイベントに参加したのです。
「ミステリー・オブ・ザ・ホワイトライオン」の
著者、リンダ・タッカーさんが来日されました。
アフリカでライオンの保護を訴える活動
をしている人です。
さらに、
サウンドヒーラーで、科学者の増川いづみ博士、
獣医界でホメオパシーなどの自然治療をしている
森井啓二先生が来場されるとあっては、私は
いかないわけにはいきません。
なぜなら、ちょうどそのとき、
お二人の近著を読み始めたばかりだったのです。
何よりも、チルル君が
「母さん、このイベントには、必ず参加してね。」
とメッセージをくれているような
気がしたからです。
ジャーナリストの永伊智一さんを交えたお話は、
動物実験や、ペット問題、食肉用の動物たちの
劣悪な飼育環境など、多岐にわたりました。
中嶋興さんは、手塚治さんが「ジャングル大帝」
を描かれた頃のエピソードをお話してください
ました。
増川博士のことばで、一番印象に残ったこと。
それは、
「自由を奪われた動物たちの気持ちに
なってみてください。」
という言葉です。
アフリカのシャーマン達のあいだで「神の使い」
とされるホワイトライオンは、最近、
トロフィーハンティングや缶詰ハンティングといった
お金持ちの観光用に、撃ち殺す遊びに利用され、
動物園やサーカスなどの見せ物として捕獲される
ようになっています。
ライオンが滅びる時、人間も滅びる。
シャーマン達は、そう信じています。
絶滅に瀕しているライオンの状況は、
私たち人間や地球が直面していることと
同じです。
ふだん何気なく、ペット産業、食肉産業、
動物病院のわけのわからない治療のことを
考えて、良くないなぁ〜と思ってはいても、
「どうすることもできないよなぁ〜。」
と諦めていた私は
「はっ!」
としました。
何か出来ることをしなければ、と。
そして、決めました。
その(1)
安過ぎる肉や魚は買わない。
肉を食べない日をつくる。
なぜなら、安過ぎる肉や魚は、
→劣悪な環境で、飼育されている。
→遺伝子操作や、化学飼料、成長ホルモンの
過剰投与で、不自然に成長させられている。
その(2)
ココナッツオイルや、ヤシノミ洗剤など、
テレビで流行っているからといって
とびつかない。
なぜなら、例えば、
→ココナッツオイルが流行ると、商社が森を
買い占め、人権費を抑えるために、
オラウータンの子供を教育して人間のかわりに、
ココナッツをとってこさせます。
そのとき、赤ちゃんオラウータン以外の家族
お父さんやお母さんを皆殺しにするのです。
→ヤシノミ洗剤は環境に良いとされますが、
過剰に流行ると、企業が、マレーシアなどで、
ヤシのプランテーションを広げるために
熱帯雨林を伐採しまくり、
ぞうや、オラウータンや、たくさんのどうぶつ
たちが、すむところがなくなっているのです。
その(3)
ペットを飼うときは、ペットショップでなく
保健所や保護センター、被災地で飼えなく
なった子たちを引き取る。
なぜなら、
→ペットショップで売れ残った子たちは、
ビニール袋にいれられて捨てられるから。
→無理な交配で、体の弱い子や、股関節に
異常のある子が生まれるから。
その(4)
動物園やサーカスの動物を見には行かない。
なぜなら、見せ物のどうぶつたちは、
→檻に入れられ、一生、野原をかけめぐること
なく、ただただ見せ物になって死んでゆくから。
ぞうの花子さんは、一度も土を踏んだことが
なかったそうです。
舛添さんの1回の海外出張分の費用で、
生きている間に、となりの余った土地に
土の檻を拡張できたのに、却下されました。
ストレスだらけの動物園の動物たち、
自分が檻にいれられ、一生すごすとしたら、
どんな気持ちか想像してみましょう。
お医者さんに行くときは、動物実験が必要な
薬を使わない治療をする先生、病院を選ぶ。
これはペットの場合も同じです。
森井先生のような獣医さんが増えて欲しい、
と切に願います。
、
、
、
さらに増川博士は言います。
「動物たちはすべてをわかって
許してくれているのです。」
ここで、もう私の涙腺は決壊しました!
チルル君は愚かな飼い主である私を
許してくれていたのです。
他の動物たちもみんなそうです。
実験台にされるどうぶつたちの気持ち、
食肉になるためだけに生まれ、
せまいゲージでむりやり大きく
させられ、と殺場へおくられる
どうぶつたちの気持ち。
愚かで残酷な人間どもは、
ホワイトライオンやライオン達の絶滅と
ともに、一緒に滅んでしまおう!
そういうシナリオも良いでしょう。
私もチルル君を亡くしたときは、
生きていてもしかたがない、と
思いました。
、
、
、
だけれども、やっぱり素晴らしい地球、
素晴らしい人間、尊い動物たち。
植物や鉱物、微生物、
かけがえのない命、生命たちすべて。
それらのすべてが互いに慈しみあって、
自然に仲良く暮らして行ける地球。
そういう地球にするために、人間は、
この星にやってきたのだと、
彗星探索家の木内鶴彦さんがおっしゃっています
木内先生の著書
「生き方は星空が教えてくれる」
この本は超おすすめです。
動物たちを守るには、森林や自然を
守らなければいけないのです。
森林や自然を守るには、
水源を守らなければならないのです。
すべては繋がっているのです。
動物たちを守り、共存できなければ、
私たち人間も、生きて行くことは、
できないのです。
、
、
、
では、さいごに。
宇宙の果てから俯瞰して地球のことを
考えてみましょう。
ほかの星々と同じように、
地球も生命体です。
生きているのです。
私たちの命をはぐくんでくれている
優しいお母さんなのです。
そんな地球かあさんに、私は言いたい。
、
地球かあさん、ごめんなさい。
地下資源を採ってしまってごめんなさい。
地球を汚してしまってごめんなさい。
愚かなわたしたちを許してください。
地球人が、愛と勇気に満ちた存在となり、
砂漠を緑地化し、環境を整え、
地球を優良星として導いて、末永く、
ずーっと一緒に歩むことができますように。
地球かあさん。
私たちを生かしてくださって、
ありがとうございます。
それでは今日はこの辺で。
さいごまでお読みいただき、
どうもありがとうございます。