東京ジャーミイ

きのうは、月に一度の大人の遠足。

「ひかりを観る旅」に参加しました。

今月訪れるのは「東京ジャーミー」

代々木上原にある回教寺院、

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とっても美しいモスクです。

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と、その前に、

まずは、明治神宮へ。

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参道には、ワインの樽。

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ご祭神の明治天皇は、

ワインがお好きだったそうです。

反対側には、酒樽。

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全国の酒造家から奉納された日本酒、

菰樽(こもだる)が並びます。

なんだか幸せな気分♪

そして、大鳥居。

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荘厳で粛々とした気持ちになります。

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神前の結婚式もおこなわれていて、

幸せな気分。

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参拝を終えて、明治神宮苑へ。

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今の季節は、菖蒲の季節。

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ご祭神の昭憲皇后が、

菖蒲の花が、お好きだったそうです。

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池もあり。

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静謐な時間が流れています。

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緑も堪能しました。

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さて、

ランチの後は、いよいよ、東京ジャーミイと

トルコ文化センターの見学です。

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息をのむような美しさ。

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カリグラフイ、で書かれた文字。

ちゃんと意味があるのです。

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東京ジャーミイができたのは、

ロシア革命後の1938年、

ロシア出身のタタール人が日本へ逃げて来たとき

かれらのためのモスクとして設立されました。

老朽化のため取り壊されたあと、2000年6月に

オスマン様式で再建されたのが、

現在の東京ジャーミイです。

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「ジャーミイ」とはトルコ語でモスクをあらわし

「人のあつまる場所」を意味するアラビア語を

語源としています。

見学者のために、担当のかたが、

いろいろと教えてくださいました。

モスクに集まるのは、人だけではありません。

牛、馬、鳥、すべての生き物にも、

分かち合う、という考えです。

それを証拠に、入口の横には水飲み場。

屋根の下には、鳥用のものがあります。

右上の隅は鳥の場所

右上の隅は鳥の場所

素敵な考え方ですね!

そして、

トルコの国旗は、星と月。

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トルコは、むかしむかし、

陸のシルクロードに対して、

海のシルクロードといわれる道筋の

とっても重要な場所にありました。

そのため、アジアの香辛料は、

船から陸へ水揚げされたあと、トルコから

陸路でヨーロッパへ運ばれたのです。

昼は暑いので夜「らくだ」で運びます。

広大な砂漠や大陸、

みわたす限りの水平線。

いちめん、何も目印が無いところを、

すすまなければなりません。

月、は道を照らすあかり。

星は、星座などで、方角をしる道しるべ。

とってもかかせないものだったのです。

「月の砂漠」の世界です。

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ロマンチックです。

日本の国旗。

日、出ずる国、にっぽん。

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昼間は、おひさまのもと、働いて、

夜は休息。

対称的な二国です。

午前中に観た、明治神宮。

直線の建築様式美、にたいして、

モスクは、曲線の建築様式美。

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どちらも美しいです。

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さて、いよいよ礼拝堂へ。

女性は長袖を着て、

足首までのスカートかズボン、

そして、頭にスカーフを巻きます。

モスクの礼拝には、聖職者がいません。

神父さま、牧師さま、僧侶や神職に

あたる人がいないのが大きな特徴です。

礼拝をするひと、それぞれが、

アッラーと向き合うのです。

礼拝堂の奥は、メッカをむいています。

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ここに1列にならんで、礼拝をします。

礼拝の様子も、見学させていただきました。

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流れて来るコーランの響き。

CDできいたことはありましたが、生で

きくのは初めてです。

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美しい天井に自然のリバーブとまとって、

響きわたります。

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音楽として、旋律がとても素晴らしいです。

昨秋、高野山、不動院できいたお経も

素晴らしかった。

お経やコーランって、究極の

人間の声による癒し、だと思います!

そんなことをつらつらと考えながら、

異文化について考えた1日でした。

さいごに小さなミラクルをひとつ。

一緒に参加したりかこちゃんと、

記念写真もとって、と。

そのあと、かほ姉さんとも、集合して

夕食のお店へ。

お店の名前が「くう」

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ハワイの神様の名前だそうです!

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それでは今日は、このへんで。

さいごまでお読みいただき

どうもありがとうございます。

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