消えた100ドル札
水曜日, 9月 14th, 2016
メキシコから日本にもどりました!
きのうは掃除&洗濯、
メールの返事などなど。
今日は、久しぶりに、ぐっすり眠りました!
さて、
旅のエピソードをひとつ。
日本から、使っていない、
10ドル札と100ドル札を
持って行きました。
成田から出発のとき、
ドルをメキシコペソに
両替しようかと思いましたが、
そうすると、一度、
円に両替してから、ペソに
替えることになるので、
二回、手数料を支払うことになります。
なので、手持ちの円をペソに替えて、
旅立ちました。
そして、旅程を終え、帰途につき、
手持ちのペソは、
現地と、メキシコシティの空港で、
すべて使いました。
ダラスの空港で、水とヨーグルトを、
日本から持ってきた、
10ドル札で買いました。
おつりが、5ドル50セント。
紙幣とコインが増えたなぁ、と思いながら、
成田行きの飛行機に乗りました。
そして、、、
あと1時間ほどで成田に着く、
という時、
機内放送で、ユニセフへの寄付を、
呼びかけるアナウンスがありました。
「どこの国の通貨でも、硬貨でも紙幣でも、
構いません。
みなさまのご支援で、
子供たちを救ってください。」
というもの。
アメリカンエアラインの
客室乗務員と、
女優のルーシー・リューさんが、
テレビモニターから優しく語りかけます。
そこで私は、
ダラスで使った10ドル札の
おつりを寄付しようと
思ったのです。
趣旨としては、
大きな空港においてある、
使わなかった異国の通貨の
紙幣や硬貨を入れる募金箱の
機内編のようなものですね。
乗務員の人が、
ブルーのユニセフの寄付袋をもって、
座席を巡回します。
そこで私は、寄付の袋に入れました。
水とヨーグルトを買ったときのおつりを。
10セントコイン5枚は、
日本の硬貨とまざらないように、
日本の紙幣とは別の、
ドル用の紙幣入れに、
一緒に入れていました。
1ドル札5枚と、10セント硬貨5枚、
少々焦りながら、
紙幣はふたつに、折り畳み、
硬貨もいっしょに残さずつかんで、
財布からだして寄付袋に入れました。
満面の笑顔で私に、微笑みかけてくれた、
初老で男性の乗務員の方。
そして、
「ああ〜っ!」
ものすごく微笑まれたなぁ、と、
思ったつぎの瞬間、
気がつきました〜。
100ドル札も一緒にいれてしまった
ことを!
恐る恐る 財布をみてみると、
そこには、
見慣れた福沢諭吉さんと、
野口秀世さんの、お顔のみ・笑
あるはずの100ドル札はありません・泣
おっちょこちょいな私です。
募金袋にいれたものを、今更、
「間違っていれたから返してください。
とも言えず。 。 。 。」
ちーん。
そこで私は、気持ちを入れかえました。
この便は、座席が空いていて、
横になって寝て帰ることもできたし、
メキシコで、たくさんの良い想い出も
できたし。
ピアノを弾いて、
皆なに喜んでもらえたし、
素敵なホテルに滞在させてもらったし。
ベランダからの写真
↓
その感謝の気持ちを、使っていない
100ドル札で表したと思えば、ね。
何より、
事故なく、無事に帰ってくることが
できたし、ね。
これで良しとしましょう。
こうして、ブログネタにもなったし・笑
というわけで、
正しくは、
「消えた100ドル札」ではなく、
募金袋へ、無意識にいれた、
自ら「消した100ドル札」でした。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。