Archive for 10月, 2016

楽譜のコード表記について

木曜日, 10月 20th, 2016

 

 

 

 

今日もブログ毎日更新!

 

 

はりきってまいりましょう。

 

 

 

ここのところ、楽譜をつくっています。

 

 

楽譜制作ソフトを使って、いろいろな

 

 

作業をしています。

 

 

今日は、コード表記について、

 

 

お話しますね。

 

 

コードというのは、和音のことです。

 

 

♪音符が3つまたは4つ重なったものを、

 

 

コード(和音)といいます。

 

 

ポピュラー音楽やジャズなどの楽譜では、

 

 

コードネームを記入します。

 

 

たとえば、ド・ミ・ソ であれば、

 

 

「C」コードというふうに、和音のかたまり、

 

 

その和音の構成音を、視覚的に見やすくする

 

 

するという利点があります。

 

 

じつは、私は、

 

 

楽譜をつくるときに、このコードネームの記入、

 

 

というのが、苦手です。

 

 

ド・ミ・ソ とか、ファ・ラ・ド とか、

 

 

3つでできている音は、大丈夫です。

 

 

が、

 

 

ド・ミ・ソ・シ とか レ・ファ・ラ・ド

 

 

とか、4つの和音になると、

 

 

ひとつのコードでも、いろいろな書き方があって、

 

 

混乱するのです。

 

 

とはいえ、

 

 

ゆっくり落ち着いて考えれば、

 

 

和音ひとつひとつの構成音から導くことが

 

 

できますから安心してください。

 

 

 

03

 

音符の上に、ひとつひとつ和音の名前をタイプ

 

 

 

なかでも、私が苦手なのは、

 

 

ジャズ音楽などに使われる、

 

 

テンションコードです。

 

 

テンションコードというのは、

 

 

基本となる3つの音からできている和音に

 

 

「テンションノート」、というものが

 

 

くっついた和音のことをいいます。

 

 

ド・ミ・ソ のCコードであれば、

 

 

「レ」、「ファ」、「ラ」が、

 

 

テンションノート(音)です。

 

 

ド・ミ・ソ がプレーンな、

 

 

バニラアイスクリームだとすれば、

 

 

チョコや、フルーツなどの、トッピングが

 

 

テンションノート(音)といえるでしょう。

 

 

「レ」は、キウイフルーツ

 

 

「ファ」は、イチゴソース

 

 

「ラ」は、チョコソース

 

 

 

テンションノートが入ることによって、

 

 

和音の味わい(響き)がかわって、美味しく

 

 

なるのです。

 

 

 

同じ「C」コードでも、響きの趣きが

 

 

違って楽しいのですよ〜。

 

 

さて、

 

 

コードネーム記入のときは、いつも、

 

 

ひとつひとつ、構成音を考えて、

 

 

記入しています。

 

 

結構時間のかかる作業です。

 

 

そして、ある日、気がつきました。

 

 

 

私が使っている、楽譜制作ソフトの

 

 

いつものコードネーム記入ボタンの横に、

 

 

「音符から追加」という項目(ボタン)が、

 

 

あることを。

 

 

 

「何だこれ!」

 

 

 

これってもしかして、 、 、 。

 

 

そうです。

 

 

楽譜の音符を選んでおいて、

 

 

このボタンをクリックすれば、

 

 

自動でコードネームを

 

 

つけてくれるのです。

 

 

やったー!

 

 

嬉しいなぁ!

 

 

これで、時間短縮できる!

 

 

もちろん、

 

 

ソフトは、オートですから、

 

 

演奏家さんに見やすいように、

 

 

手を加えなければならないものも、あります。

 

 

ですが、なかなか、よくできている機能です。

 

 

よほどの複雑な構成音でなければ、

 

 

きちんと変換して表記してくれます。

 

 

 

面倒な作業がなぜだか、楽しくなってきて、

 

 

夜中に、1人で、ニヤニヤしてしまいました。

 

 

 

この機能、コードネーム表記の勉強にも

 

 

なるなぁ、と思いました。

 

 

 

音の構成音から、和音(コードネーム)を

 

 

導きます。

 

 

ところが、

 

 

いろんな表記の仕方があって、

 

 

迷うことがあります。

 

 

そんなとき、この機能を使うと、

 

 

適切な表記の仕方を選ぶこともできる

 

 

仕様になっているのです。

 

 

 

すごいなぁ、ありがたいなぁ、

 

 

 

というわけで、

 

 

 

今日の学び:

 

 

ソフトウェア、

 

 

とりあえずすべてのボタンを

 

 

クリックしてみよう!

 

 (ただしこまめなセーブは忘れずに!)

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

最後までお読みいただいて、

 

 

どうもありがとうございます。