旋律と旋律の絡まり

 

 

01

 

 

 

今日は、朝から良いお天気で、外出された方も

 

 

多かったのではないかと思います。

 

 

私といえば、洗濯そうじ、そしてお仕事です。

 

 

ここのところ、ず〜っと、お仕事といえば、

 

 

楽譜作成。

 

 

今日は、ヴォーカル譜の作成です。

 

 

この曲は、メロディーとメロディーが、

 

 

絡まりあうような感じの曲です。

 

 

同じ旋律を、一定の間隔でずらし、

 

 

追いかけるようにして歌う曲。

 

 

わかりやすい例で言えば、

 

 

(♪-1)かえるのうたが、きこえてくるよ

 

                         (♪-2)かえるのうたが

 

 

 

ゲ、ゲ、ゲ、ゲ、ゲロゲロゲロゲロ

 

きこえてくるよ ゲ、ゲ、ゲ、ゲ、

 

 

 

クヮ、クヮ、クヮ。

 

ゲロゲロゲロゲロ、クヮ、クヮ、クヮ。

 

 

 

の曲です。

 

 

ほかにも、

 

 

♪静かな湖畔の森の影から

 

 

この歌も、同じ旋律を、一定の間隔でずらして

 

 

追いかけるようにして歌う曲です、

 

 

「輪唱」といいます。

 

 

みなさんも、小学校や中学校で歌った

 

 

ことがありませんでしたか。

 

 

さて、このような手法でつくられた音楽、

 

 

のことを、少し専門的な用語で言うと、

 

 

「フーガ」とか「カノン」と言います。

 

 

 

「フーガ」は、遁走曲(とんそうきょく)

 

 

とも言い

 

 

メロディーを複数の声部(合唱でいうところの、

 

 

ソプラノ、アルト、テノールのようなもの。)

 

 

が、そのメロディーを模倣しながら、

 

 

あとから演奏する旋律が次々に追いかけ、

 

 

絡み合って演奏する様式の曲です。

 

 

バッハなどが、この形式の音楽を、

 

 

たくさん作曲しています。

 

 

02

音楽の父、バッハ

 

 

「カノン」も、複数の声部(楽器)が、

 

 

同じ旋律(メロディー)を、1小節、

 

 

または2小節など、一定の時間をずらして

 

 

演奏を始める様式の曲です。

 

 

「パッヘルベルのカノン」という曲が

 

 

有名ですね。

 

 

パッヘルベルさんがつくったカノン

 

 

03

パッヘルベルさん

 

 

このように、旋律と旋律が絡まり合うような

 

 

曲をつくる手法を「対位法」といいます。

 

 

 

それにしても、

 

 

♪かえるのうた  の歌詞を

 

 

こうして文字にすると、

 

 

ちょっと、かえるの鳴き声とは、

 

 

違うものを想像しますね。

 

 

それが理由かどうかは、わかりませんが、

 

 

この部分の歌詞には、

 

 

クヮ クヮ クヮ クヮ

ケケケケ ケケケケ

クヮ クヮ クヮ

 

 

とするものも、あるようです。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただいて、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

Leave a Reply