除夜の鐘
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今日の青空。
清々しい1日でしたね\(^-^)/
気分も上々、
と、言いたいところですが、
今朝は「除夜の鐘、自粛」のニュースに
驚きました。
「え〜っ、なぜに?」
と、高野山から戻ったばかりの私は、
悲しい気分になったのですが、
小金井市の住宅地にあるお寺さんと、
付近の住民の方々のお話しでした。
テレビもね、
何だかもう、全国規模で除夜の鐘が
自粛されるかのような報道をしていて、
他にもっと流すべき、
大事なニュースがあるでしょうよ。
と、言いたくなりました。
それはさておき、
高野山金剛峯寺の鐘のことを
書きますね。
その鐘は、
美しい大伽藍の近くにありました。
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ちょうどお坊さまが鐘をついていらして、
見ていると、面白いことに気づきました。
真ん中に鐘があります。
僧侶は向かって右にいらっしゃいます。
そして鐘をつく棒は、
鐘の左側にありました。
そうなのです。
この鐘は、
鐘を真ん中にして、右に鳴らす僧侶、
左に、鐘をつく棒、という構造です。
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写真を拡大すると、分かります。
ところで、
私は、四国、香川県生まれです。
四国八十八ヶ所霊場の85番札所の八栗寺は、
実家から歩いていけるところにありました。
大晦日には、いつも家族で紅白を見て、
そのまま、歩いて八栗山に初詣へ行く、
というのが、毎年恒例の行事でした。
参拝客にも解放されている鐘を順番について、
「ゴ〜〜〜〜〜ン。」というありがたい音色に
耳を傾けながらお願いごとをして、
家に帰ってからは、除夜の鐘を子守唄に、
眠りにつく、というのが、自然な大晦日の
過ごし方でした。
そんな除夜の鐘、
鳴らなかったら寂しいですね。。。
お寺の鐘の音には、
様々な周波数が含まれていますが、
人の心を落ち着かせる周波数(波動)
が含まれていると思います。
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(直感的にです!)
ニュースになっていた小金井のお寺の鐘の音。
併設されている幼稚園の立て替えに伴い、
鐘の位置が変って、それにより、住民の方から、
音が大きい、ということになり、自粛、という
ことに至った模様。
良い音でも、聴く人が心地よく感じなければ、
仕方がありません。
それでも何か、
お寺さんと住民の方々、双方が丸くおさまる
方法がみつかるとよいなぁ、と思います。
ところで、
高野山金剛峰寺の鐘、どんな音だったかって?
「ご〜〜〜〜〜ん。」
人々のこころの奥まで響き癒してくれる、
ずーっと聴いていたいような、
包み込むような、気持ちの良い音でした。
それでは今日は、この辺で、
最後までお読みいただいて、
いつもありがとうございます。