国際標準音
木曜日, 12月 22nd, 2016
昨日のブログでお知らせしました通り、
来年2月11日に開催します私のライブは、
A = 432hz で演奏します。
というわけで、
今日は、調律について書きますね。
音楽を奏でるときの調律には、
いくつか方法があります。
まずは、基本となる音。
音の基準をきめ、そこを起点として
「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」「ド」
の各音の周波数を決めて行きます。
その各音を決める方法も、
純正律と平均律というふうに、
いくつか調律の方法があります。
これまで、音楽の現場では、
A (真ん中のラの音)=440hzが、国際基準音として、
広く使われてきました。
ですが、ここ4〜5年の間、海外の現場では、
A =432hz で調律されることが増えています。
特にヒーリング音楽の現場では、
A =432hz を採用する演奏家が多いのです。
さて、冒頭の写真は、A =432hz の音叉です。
マレットで叩いて鳴らすと、「ウ〜〜〜ン」
という混じりけのない、真っすぐな音がします。
リハーサルを含め、本番を通じて、
ギタリストさんと、ベーシストさんには、
この音叉の音を基音にして、調律して頂きます。
A =432hz での演奏にも了承を頂きました。
問題なのは、私なのです。
なにが問題かと言いますと、ピアノの調律です。
ピアノの調律は、ご存知の通り、
専門の調律師さんに
お願いしなければなりません。
通常でしたら、1回の調律で済むところを、
本番の前日、リハーサル前、本番まえ
本番あとの合計4回の調律が必要です。
ライブハウスのピアノですから、本番後には、
A =440hz
に戻す必要があると思われます。
また、リハーサルも、A =432hzで、
行いたいと思っています。
リハーサルスタジオのピアノをA =432hzに
調律して頂くには、当日に調律師さんに
来てもらって、調律をしていただき、
またもとのA =440hzに戻すという、
少なくとも2回の調律が必要です。
ピアノって、そう考えると、音域も広くて、
万能ですが、とてもメカニカルな
一面を持った楽器なのですね。
というわけで、
A =432hz の演奏会をするには、
それだけ費用も手間もかかるわけですが、
それでも私は、A =432hz で奏でる音楽を、
皆様に体感して頂きたいと思っています。
それだけ価値のある調律だと思います。
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30周年記念ワールドツアー 2017-2018
“ミチルの部屋”
プライベート・プレ・コンサート・
イン・トウキョウ・ジャパン
■ 日時:
2017年2月11日(土)
開場18::00/開演18:30
■ 会場:
南青山 Future SEVEN
〒107-0062
港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F
■ チケット:
前売 3,800円 / 当日 4,000円
※プライベート公演につき、
メール予約のみ受付けております。
(1)氏名(漢字・カナ) (2)電話番号 (3)人数
を明記のうえ、メールの件名を
「山根ミチル公演、チケット購入希望」にして
下記アドレスにメールを送信してください。
↓
追って、チケット購入方法と、当日の入場について、
お知らせメールをお送りします。
〜公演に関するお問い合わせ先〜
株式会社 Jetboy&Jetgirl
担当:宮島
それでは今日はこの辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。