ファティマの聖地をめぐる旅

 

 

 

 

 

今日は、朝から33度の真夏日でした。

 

 

いよいよ聖母マリア様出現から100年を

 

 

迎える奇跡の町ファティマをめぐります。

 

 

ファティマ大聖堂へ

 

 

小さな祠のようなところを想像して

 

 

いたのですが、

 

 

とても立派で広い大聖堂です。

 

 

広〜い広場

 

 

出現マリア様が降臨した日にあたる

 

 

5月13日には、

 

 

ローマ法皇もいらして、この広場が

 

 

信者の皆さんで一杯になったそうです。

 

 

午後からは、

 

 

今から100年前、

 

 

聖母マリアに逢った羊飼いの子供たちの

 

 

生家を訪ねました。

 

 

 

 

羊飼いの小屋

 

 

 

それから聖母マリア様が、

 

 

実際に出現された場所へ。

 

 

オリーブや、たくさんの植物が溢れる

 

 

参道を行きます。

 

 

 

 

 

 

「ヴィア・サクラ」とよばれる

 

 

プチ巡礼の道。

 

 

 

 

炎天下をひたすら歩きます。

 

 

とにかく暑い。

 

 

皆んな段々無口になってきます。

 

 

途中で、休憩も挟みながら歩きます。

 

 

そして、

 

 

その場所に辿り着きました。

 

 

 

 

 

羊飼いに託されたお告げにより

 

 

建てられた小さな礼拝堂。

 

 

そこで束の間目を閉じて、

 

 

第一次大戦中に降臨されて

 

 

羊飼いの牧童たちに想いを託した

 

 

マリア様のことを思ったとき、

 

 

なぜだかものすごく近くに

 

 

神聖なエネルギーを感じている

 

 

自分に驚きました。

 

 

ヴィア・サクラから戻ったあとは、

 

 

ユミコ・ペレイラさんによる、

 

 

サルテリオというピアノやハープの

 

 

原型となった楽器と歌の

 

 

ミニ・コンサートを楽しみました。

 

 

そして、今晩、夕食午に参加する、

 

 

大聖堂のキャンドルミサで歌う

 

 

アヴェ・マリアのフレーズを教えて

 

 

頂きました。

 

 

旧約聖書の頃からあった楽器で

 

牧師さんの手作りでミサに使われます。

 

 

一人一個ずつ、キャンドルに火を灯し、

 

 

ガイドのジュリオさんの案内で、

 

 

昼間訪れた、大聖堂へ再び訪れると

 

 

そこには、

 

 

多くの信者さんたちが、大きな十字架と

 

 

マリア様を載せたお御輿を先頭にして

 

 

練り歩いている光景に驚きました。

 

 

はじめて見るその光景は、多くの人が

 

 

祈りを捧げるという尊い姿は、

 

 

それだけで理屈抜きに

 

 

素晴らしいものなのだということを

 

 

教えてくれました。

 

 

 

 

そして、神父様のお話に続いて、

 

 

さきほどのコンサートで教わった

 

 

アヴェ・マリアのフレーズを

 

 

一緒に歌い始めたとき、

 

 

感動とも、違う、

 

 

自分では全然そんなつもりがないのに、

 

 

訳のわからない有り難い気持ちが、

 

 

込み上げてきて、なぜだか

 

 

勝手に感動させられているような感覚で、

 

 

涙が止まりませんでした。

 

 

神父様のお話の声と歌声は、

 

 

グレゴリアンチャントの声を彷彿とさせる

 

 

美しいテノールの声で、

 

 

ポルトガル語の意味がわからなくても、

 

 

その声を聞いているだけで、

 

 

有り難い気持ちになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読み頂いて、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

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