弦楽器に張られている弦の本数
土曜日, 7月 15th, 2017
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ポルトガル、コインブラ「涙の庭園」の小径
スマホアプリの温度計は、34度を
示しています。
ほんとに厳しい暑さですね。
連休初日、いろいろなところへ
出かける皆様におかれましては、
熱中症には、充分注意しましょう!
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私も含めてです。
ヒーリングハープを演奏するようになってから、
自分で調弦する、ということの
責任の大きさ、
ということを昨日のブログに書きました。
ヒーリングハープは、
弦が11本、張られています。
きのうも書きましたように、
その11本の弦を、
自分の好きな音階に調弦して
楽しむことができます。
一方、他の弦楽器、
アコースティック・ギターや、
ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、
コントラバス、などは、
弦が4本、あるいは6張られています。
三味線、三線は3本の弦が張られています。
長らくピアノを弾いていた人にとっては、
ピアノの1音が、1弦に相当する、
(張られた弦を弾けば、それがそのまま音階になっている)
ハープという楽器に親和性があるのだな、
ということも、実際に演奏してみて
わかりました。
音階(いろいろなパターンがありますが)
たとえば
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、」
7つの音をだすのに、
弦が3本、あるいは、4本、6本の弦しかない、
ということは、
弾くだけで出る音のほかに、
弦の長さを調節して、出さなければならない
音があるということです。
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弦楽器を弾いたことのある人なら、
わかっていただけると思います。
というわけで、
音階の数より本数の少ない弦が張られている
弦楽器の習得には、
開放弦(張った弦をそのまま弾く方法)と
左手で、弦を押さえていろいろな音を出す
2つのパターンがあり、
そこのところが、
ハープとの大きな違いだなぁ、というのも、
私の中の、発見でした。
ポルトガルで聴かせていただいた、
「サルテリオ」という楽器が、
ハープと、ピアノ、両方の楽器に進化して
いった、ご先祖さまのような楽器
ということは、私にとっては、
なるほど!
と、とても腑に落ちること
だったのです。
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サルテリオ(写真はお借りしました)
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。