肩こりも治る天上の歌声

 

 

 

 

 

自由学園明日館

 

 

 

きのうは、池袋へ。

 

 

 

自由学園朝日館、という素敵な場所での、

 

 

声楽家、春原恵子(すのはらけいこ)さん

 

 

のコンサートに行ってきました。

 

 

 

「祈り」の詩を奏でる、

 

 

春原恵子セラピーコンサート

 

 

 

春原さんは、独学でヒルデガルドの

 

 

歌を学び、その「祈り」の歌を歌う

 

 

活動されています。

 

 

ヒルデガルド・フォン・ビンゲン、といえば、

 

 

私の通っているサウンド・ヒーリングスクール

 

 

でも教えて頂いた、中世ヨーロッパの偉人です。

 

 

修道女でありながら、作曲家であり、

 

 

医学、薬草学にも精通していて、画家でもある、

 

 

というすごい人なのです。

 

 

 

ですが、知識や考えが斬新すぎて、

 

 

当時の学会から、弾圧を受け

 

 

牢屋に入れられたこともある、厳しい人生を

 

 

歩んだ人でもあります。

 

 

 

そのヒルデガルドさんが残した「祈り」の歌を

 

 

たっぷり聴かせていただきました。

 

 

 

声楽のコンサートではありましたが、

 

 

「眠い人は、寝て下さい。

 

 

咳なども、遠慮せずしてください。

 

 

座席を移動したくなったら遠慮なく、

 

 

空いている席に移動してください。」

 

 

と、事前に春原さんのご案内がありました。

 

 

そして、私たちは静かに、

 

 

ヒルデガルドの世界に誘われました。

 

 

無伴奏で奏でられるその声は、

 

 

丁寧に私たちのところへ届けられる、

 

 

宇宙からのメッセージのようでした。

 

 

ヒルデガルドの音楽を研究すればするほど、

 

 

「音は癒し」

 

 

「心身のバランスを整える作用がある」

 

 

ということを、確信するに至った、

 

 

と、春原さんはおっしゃいます。

 

 

 

実は、私、連日の猛暑続きの日に、

 

 

つい、エアコンを「強」にしたまま

 

 

眠りこんでしまったことが、

 

 

何度かありました。

 

 

そのときからずっと、

 

 

肩甲骨と肩甲骨の間に

 

 

鉄の板が入ったようなコリに

 

 

悩まされていました。

 

 

寝返りを打つたびに

「イタタタタ、 、 。」

 

 

 

と、声を出すほどの

 

 

痛みが首から背中にかけてを襲うのです。

 

 

カーヴィーダンスレッスンで、左側のコリは

 

 

改善されたものの、右の肩には、大きな石を

 

 

のせられているような重みと鈍痛が、

 

 

居座っていました。

 

 

体を冷やしたのが良くなかったなぁ、と、

 

 

反省の日々を送っておりました。

 

 

 

ところが、です。

 

 

 

コンサートが終わって、カホ姉さんと、

 

 

「何食べる?」などと言いながら

 

 

歩きはじめると、

 

 

「あれっ?」

 

 

肩がっ、肩が軽い〜!

 

 

そうです。

 

 

あんなに重しのようだった肩こり、

 

 

背中のコリが治っていたのです。

 

 

一夜明けた今も、肩こりはありません。

 

 

「音は癒し、心身のバランスを整える」

 

 

ということを、また体感した次第です。

 

 

 

ちなみに、コンサートの後半は、

 

 

あまりに素晴らしい(心地よい)

 

 

春原さんの歌声と、

 

 

天から降って来たような美しい

 

 

ヒルデガルドの旋律に、

 

 

私は、

 

 

ほとんど眠る、というか、気を失うというか、

 

 

気持の良いマッサージをうけているときの

 

 

状態になっていたと思われます。

 

 

 

中世の楽譜、ネウマ譜で書かれたヒルデガルドの曲

 

 

ヒルデガルドに関する貴重な文献

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつも読んでくださって、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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