髑髏城の7人シーズン鳥
きのうは、劇団☆新感線の公演
「髑髏城の7人・シーズン 鳥」
を観て来ました。
シーズン 鳥ってことは、
そうです、ほかの演目もありまして、
それぞれ、
既に公演が終了した「〜 花」
現在公演中の「〜 鳥」
に続いて
「髑髏城の7人・シーズン 風」が今年秋から
「髑髏城の7人・シーズン 月」がその次に、
それぞれ別の、
素晴らしい俳優陣、キャストで公演予定です。
「花 鳥 風 月」ですね!
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9月15日から公演スタートの
「髑髏城の7人シーズン風」
きのうは、
主演の阿部サダヲさん、森山未来さんを
はじめとして、今をときめく
豪華な役者さんたちが舞台で、熱演。
注目すべきは、制作の、
作・中島かずき さん、
演出・いのうえひでのり さん
このお二人のお名前、どこかでみたことがあります。
そうです、
2015年、歌舞伎の舞台で上映され、
連日、客席を興奮と感動の渦に巻きこんだ
歌舞伎NEXT「阿弖流為(アテルイ)」
の作家と演出家さんです。
髑髏城の7人シーズン鳥、は、
織田信長が亡き後の、家臣達の勢力争いを
元に描かれていました。
私が注目したのは、
その演出です。
歴史上の解釈では、信長が
実は女性であった、という説や、
身代わりをたてて、
海外へ行った、という説がありますが、
そのことが、裏テーマとして、さりげなく
舞台で描かれているのです。
そして、去年シネマ歌舞伎で見て、
感動した「阿弖流為」
この世界観を、戦国時代の物語、
劇団☆新幹線の舞台で再び体験
することができました。
そして、
、
舞台といえば、きのうの会場は、
「IHIステージグラウンド東京」
です。
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豊洲市場の隣にある劇場正面
円形の客席を、円形の舞台が取り囲む
スタイルで、しかも
360度、客席が回転して、
シーンごとの舞台セットを、
あらかじめ4種類用意しておくことが
できる、というものでした。
舞台(場面)と舞台(場面)が切り替わるとき、
緞帳をスクリーンに見立てて、
映像を映し、それらの演出が
閉ざされた劇場、という異空間で体験する、
非日常のエンターティンメントへ、
没頭するのに一役買っていたことは、
誰の目にも明らかです。
なかなかチケットが取れない
劇団☆新感線の舞台。
暑さも吹き飛ばす面白さでした。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございました。