痒いもの観たさのシン・ゴジラ
火曜日, 1月 30th, 2018
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大人のゴジラ(シン・ゴジラより)
去年の年末、地上波初登場となった
話題の映画「シン・ゴジラ」、
録画しておいたものを、
10日ほど前に観ました。
以下、少々ネタバレが含まれますので、
これから観るという方は、
スルーしてください(^^
ゴジラは、すべて
コンピューターグラフィックス
で制作されていて、その動きは、
狂言師の野村萬斎さんが演じました。
ストーリー&テーマ、日本政府を
スクラッブ&ビルドする、という台詞に
まつわる真の政治家の姿、
ラストシーンの意味深なゴジラのしっぽ
などなど、見どころ満載の作品です。
改めて、庵野監督の才能の凄さに
恐ろしささえ感じました。
ふだん、ニュースと天気予報、
コズミック・フロントの綺麗な宇宙の映像、
しかテレビを観ていなかったので、
大迫力のゴジラの映像、それだけで、
充分に圧倒されました。
大人気の蒲田くん。
幼少期のゴジラの愛称ですが、
エラから体液を垂れ流しながら
進む姿に、ぞわぞわしました。
そして、
大人のゴジラになるときに、
脱皮して大きくなる、そのときの
CG映像の視覚効果に、蕁麻疹がでそうなほど
やられてしまいました。
今、こうして文章をかいているだけで、
痒くなってきます。
大人ゴジラは、核融合している体内が、
透けてみえるような火山の山肌の様で、
人智を超えた大自然の威力、
人間が手を出してはいけなかった
核(放射性物質)の脅威の象徴で
あるかのようでした。
大人ゴジラの皮膚と、珊瑚礁のような
背びれをみていると、
あまりのリアルさ故に、
肌の質感が想像できてしまって、
またもや痒くなりながらも、
物語に引き込まれ、どうしても
ストップボタンを押すことができす、
一気に最後まで
観てしまったのです。
「怖いものみたさ」ならぬ、
私の場合は「痒くなるものみたさ」
ですね・笑
掛け値なしの面白さです。
というわけで、
「シン・ゴジラ」超おすすめです!
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。