トーマス・ダブロウスキwith南博Unit公演
月曜日, 6月 25th, 2018
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きのうの夕暮れ
すっかり梅雨が明けたような陽気で
いよいよ真夏の到来です。
サッカーW杯、侍ジャパンの健闘に、
ついついテレビの前に
釘ずけになってしまいます(^^
さて、
先週のことになりますが、
新宿ピットインへ、ライブを観に行って
きました。
トーマス・ダブロウスキwith南博Unit
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新宿PIT INN(HPより)
ポーランドのジャズトランペッター
トーマス・ダブロウスキさんのセカンドCD
「NINJAZZ」発売記念ツアーの東京ライブです。
ヨーロッパのハイアートの香りがする響きで、
色彩を抑えたモノトーンの質感が、
モードジャズの範疇を超えている
音の構成になっていました。
南博さんといえば、2009年に、
サックス奏者の菊地成孔さんのアルバム
「花と水」で、とても美しいピアノを演奏
なさっています。
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「花と水」ジャケット
“花鳥風月”を思わせるような色彩、
ジャズアルバムと呼ぶには、
その音楽性を限定してしまうため、
躊躇するほどの素敵な内容です。
発売されてすぐに、このアルバムを買いました。
というのも、
このころ私は、菊地成孔さんの私塾
「ペンギン大学」に通っていて
ジャズ理論について学んでいたのです。
長年勤めたゲーム制作会社を退職して、
音楽制作部門のスタッフの職を辞し、
フリーランスの音楽家として、
新しい一歩を踏み出したばかりでした。
もともと好きだった、
JAZZテイストの曲を作りたいなぁ、
と思っていたのです。
このアルバムをはじめて聴いたとき、
空気や水、光、など、自然の素材がモチーフに
なっているように感じました。
なんて綺麗な、水彩画のような音楽なのだろう
このアルバムは、今の私にとって
紛れもないヒーリング音楽だなぁ、と。
あれから、10年、やっとの思いで、
南博先生の門をたたいて、
ジャズピアノを学び始めました。
レッスンのときの先生の言葉が蘇ります。
「弾けなきゃしょうがないよ。」
そうなのです。
「弾けなければしょうがないのです。」
10年のときを経て、
やっと、心から
ピアノを弾くことを楽しみたいと
思うようになりました。
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公演後の南先生と、すでに酔っぱらっている私
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長身のトーマスさん
ツアーはまだまだ続きます。
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それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。