長崎の潜伏キリシタンと涙を流すマリアさまの曲
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長崎、田平天主堂
残暑お見舞い申し上げます。
今日もまた暑くなっています。 。 。
ここのところ、週末は色々なところへ出かけて、
戻ってきたら、音楽制作という
生活を続けています。
先日も、長谷川章子さんの誕生日会で、
「ミチカホール」のお祝いの演奏をさせて
いただきました。
カホ姉さんが歌う
「ファテイマのアヴェ・マリア」を、
初めて章子さんに聴いていただきました。
そして、
パーティーに参加されていた森京子さん
という方が当日、その場で急遽、
「ルルドのアヴェ・マリア」を、
皆さんとともに、歌う
という段取りをしてくださいました。
マリアさまといえば、去年の6月の
ポルトガル・ファティマの旅から始まって、
今年の、6月〜7月初めにかけて、
長崎の旅の教会巡りをし、
さらに、
7月終わりには、秋田への旅で、
涙を流すマリアさまがいらっしゃる
聖体奉仕会へ訪れました。
長崎の教会巡りでは、
潜伏キリシタンの歴史の重みを感じ
ました。
平戸の教会群が世界遺産になったという
ニュースが流れても、地元の信者の方にとって
滔々と受け継がれてきた祈りの気持ちは、
変わりがありません。
それは、信者の皆さまの祈りの声を
聞いていると、ダイレクトに
伝わってきます。
あのとき教会で聞いた、お年を召した
ご婦人方が祈っていた祈りの声。
なぜか、あの信者の皆さまの
祈りの気持ちを、音楽にしたいと
強く思いました。
そして、祈りの音と雰囲気を、
胸に焼き付けました。
次に訪れた秋田では、
小さな木彫りのマリアさま、
涙を流すマリアさまに、ご挨拶できました。
そのとき、こんなにも厳しい表情をされて
いるのかと、少し驚いたのです。
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秋田、聖体奉仕会の絵葉書
そして、長崎と同じように、
このときも熱心な信者の方が
祈りを捧げていらっしゃいました。
音楽のように聞こえる、その祈りの
フレーズと雰囲気を、またしても、
胸に焼き付けて帰りました。
秋田から戻ってしばらくして、長崎と
秋田の厳しい感じを音楽にしようと思って
メモしておいたフレーズがありました。
ちょっと暗いなぁ、と思ってそのままに
なっていました。
大阪から戻ったとき、このフレーズを
曲にしようと急に思い立ちました。
カホ姉さんには、今までの楽しい感じの曲とは
違うから、
無理に歌詞をつけて歌わなくても良いかも
と伝えておきました。
そうしてできたのが、
長崎の潜伏キリシタンと涙のマリアさまの曲です。
ピアノソロで弾く曲にしようかと思いましたが、
カホ姉さんが、「天使祝詞」という
マリアさまへの楽曲に使われている
普遍的な歌詞があるので、それを
ラテン語で歌うのが良い、ということで、
少し雰囲気の違うマリアさまの曲ができました。
10月27日(土)のライブで演奏します。
スペシャルゲストとして、今日、
お誕生日を迎えられた長谷川章子さんが、
きてくださいます。
チケットの予約、お問い合わせ:
「ミチカホール」ライブ事務局
contactmail@littlemiracle.co.jp
(リトルミラクル・佐川)
TEL : 03-5489-1900
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。