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かれん東京公演2019春-サヌカイトの音を聴きました

月曜日, 5月 20th, 2019

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇宙の果てまで届く音、

 

 

サヌカイトの生の音が聴きたくて、

 

 

「かれん」東京公演に行ってきました。

 

 

会場は、谷中の谷中霊園近くの功徳林寺です。

 

 

 

 

功徳林寺

 

 

 

 

文学座や劇団四季で活躍されていた

 

 

舞台女優の都築香弥子さんと、

 

 

打楽器奏者小松玲子さんのユニット

 

 

「かれん」の公演

 

 

「幸くおはしませ〜古事記・ヤマトヒメ物語」

 

 

音楽と言葉で構成された作品です。

 

 

 

 

物語中盤〜終盤には、

 

 

涙する人もたくさんいらっしゃって、

 

 

私も思わず胸がジーンとしました。

 

 

サヌカイトの優しい音色が心の琴線に響きます。

 

 

香川県や奈良県で採れる讃岐岩から作られた

 

 

サヌカイト(カンカン石)という楽器は、

 

 

石をそのまま鉄琴のように並べた石琴と

 

 

呼ばれるタイプのものもありますが、

 

 

おととい聞かせていただいたのは、

 

 

上から吊るすタイプのものでした。

 

 

吊るしているため、残響(リバーブ)が長くて

 

 

その響きにうっとりします。

 

 

 

サヌカイト

 

 

幼少の頃の記憶が蘇ります。

 

 

遠足だったか、課外授業か忘れましたが、

 

 

訪れた五色台で聴いた石の楽器。

 

 

水琴窟の音色とともに、時空を超えました。

 

 

時空を超えるといえば、この物語は、

 

 

古事記をベースにしたフィクションで、

 

 

伊勢神宮に奉仕した斎宮(いつきのみや)

 

 

と呼ばれる未婚の皇女のお話です。

 

 

伊勢の五十鈴川で禊をするシーンや、

 

 

河原で長く語られる場面があり、

 

 

そのつど、去年 私が実際に体験した、

 

 

五十鈴川での水行のことが

 

 

想い出されて、懐かしかったのです。

 

 

古代の皇族方がいらした頃から脈々と続く

 

 

歴史ロマンに想いを馳せた、

 

 

不思議なひとときでした。

 

 

鉄琴やビブラフォンよりも柔らかい印象の

 

 

カンカンと音がする、このサヌカイトの響きは、

 

 

また聴きたいなぁ、ずーっと聴いていたいなぁ、

 

 

と思わせてくれる、素晴らしいヒーリング体験でした。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます?