サロンドミチカホールのオープンに向けて
金曜日, 6月 7th, 2019
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ハンマー部分の調整中
関東地方も梅雨入りしたのでしょうか、
しとしとと雨が降り出しました。
来週の火曜日くらいまで、雨マークがついています。
きのうは、調律師さんにピアノの調律を
お願いしました。
去年の3月に、実家から運んできた
グランドピアノの調律をしていただいて、
1年ぶりの調律です。
「少しピッチが下がっていますね。」
お話し好きの調律師さん、
きのうも、気さくにお話ししてくださいました。
調「ピアノは、僕は古いピアノの方が
好きですね。音色に味がある。」
私「どうもありがとうございます。
40年ほど前に作られたピアノです。」
調「僕はピアノの仲介販売もしていますが、
ヨーロッパの中古ピアノは、
80歳90歳という商品もありますよ。」
私「へえー。」
ホテルのラウンジに置くピアノなどの場合、
オーナーさんが、普通のピアノでは飽き足らず、
デザインピアノのリクエストをなさる場合も
あるそうです。
ロココ調の猫足の装飾が施されている
白いピアノがあって、それを検討された
ようですが、流石に予算オーバーということで、
その猫足ピアノではなくて、
ローズウッドで木目のピアノを
ご購入いただいたそうです。
「スタインウェイ&サンズ」の直営店が
おととし、天王洲アイルにオープンし、
予約すれば、それらが試弾もできるそうです。
結婚式場などには、真っ白いピアノの需要も
多いです、とのこと。
そういえば、私は学生時代、ピアノバーで
アルバイトをしていたことがあるのですが、
そこは真っ赤なグランドピアノを置いてある
お店でした。
カラオケが主流になり始めの頃でしたが、
生演奏のピアノで歌いたいというお客様には、
伴奏もさせていただきました。
そんなこんなで、
色々お話を伺うと楽しくて、時間を忘れます。
出典:New York Times Style Magazine : Japan
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スタインウェイ「ルイ15世モデル」
スタインウェイの猫足ピアノ、
名前の通り、
日本のホテルのラウンジや結婚式場よりは、
「ベルサイユ宮殿」の方が似合いそうですね。
もしくは、デビ夫人のお宅とか(^^
というわけで、サロン・ド・ミチカホールの
ピアノは、
いつものように「A = 432hz」に調律して
いただきました。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。