ある天文学者の恋文を観ました

 

 

 

 

 

庭に咲いた菖蒲の花

 

 

 

 

非常事態宣言から3日目、いかがお過ごしですか。

 

 

私は、いろいろな事務作業をしつつ、

 

 

今日は、録画しておいた映画鑑賞をしました。

 

 

「ある天文学者の恋文」(2016年/イタリア)です。

 

 

著名な天文学者とその教え子のラブ・ロマンス映画

 

 

として描かれていますが、その内容は、

 

 

謎解き、サスペンス、スピリチュアル、アート、

 

 

家族愛の要素と多岐に渡っています。

 

 

会話の中に出てくる天文学の用語や、美しい

 

 

宇宙の映像もあり、最後まで存分に楽しめました。

 

 

監督は「ニューシネマパラダイス」の

 

 

ジュゼッペ・トルナトーレ、音楽は巨匠、

 

 

エンリオ・モリコーネです。

 

 

亡くなったはずの恋人から、メッセージや手紙が届く

 

 

という 何ともロマンチックな内容の作品です。

 

 

父親&指導教官の役割を果たしていた、

 

 

その亡くなった恋人からのメッセージによって、

 

 

主人公が成長してゆく過程が美しいヨーロッパの

 

 

街並み、自然、思い出の別荘地の島、とともに

 

 

描かれています。

 

 

映像によりそう控えめな、それでいて

 

 

ロマンチックなモリコーネの音楽が素晴らしいことは

 

 

いうまでもありません。

 

 

注目したのは、主人公の女性が、そのときに選ぶ

 

 

行動によって、恋人であった教授からのメッセージが

 

 

途絶えたり、また復活したり、という点です。

 

 

現実世界でもそうですが、向き合いたいけれども

 

 

避けていること、問題を先送りにしていること、

 

 

心の奥に封印してしまっていることが誰にでも

 

 

あると思います。

 

 

勇気を出して、これらと対峙して、厳しい現実に

 

 

直面してもなお、向き合い、乗り越えて

 

 

前を向いて生きてゆこうとしたときに、

 

 

未来が変わる、道が拓けてくるのだ、ということを、

 

 

うまく描いていると感じました。

 

 

(いまの自分の在り方、行動の選択が未来の私をつくる。)

 

 

パートナーや、家族、とのこともあるし、

 

 

また職場などの人間関係のこともあるでしょう。

 

 

もしくは先送りにしていた、面倒臭いこと、

 

 

お仕事など、のこともあると思います。

 

 

世間では「コロナ離婚」などという事象があり、

 

 

夫婦喧嘩からの死亡事故なども起きています。

 

 

今の時期、コロナ前と後では、ITなどの導入によって

 

 

職場や教育の現場のシステムが大きく変わる、

 

 

と同時に、私たちも自分の生き方がこれまでと同じで

 

 

良いのか否か、ほんとうに今の私で良いのか、

 

 

よくよく向き合って見る、良い機会なのではないかと

 

 

感じている今日この頃です。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

Leave a Reply