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2001年宇宙の旅をアマゾンプライムで鑑賞

土曜日, 5月 16th, 2020

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自粛期間中に、アマゾンプライム会員特典の

 

 

映画や音楽、見放題、聴き放題、というので、

 

 

前々から見たかった「2001年 宇宙の旅」

 

 

を見ました。

 

 

1967年公開のSF映画ですが、今見ても

 

 

十分楽しめるものでした。

 

 

それもそのはず、この作品は、有料です。

 

 

2日の間(48時間)鑑賞できるレンタル、または、

 

 

2000円で購入するか、選べるようになって

 

 

いました。

 

 

今回は、レンタル(日本語吹き替え版)を観ました。

 

 

昔々、家のテレビで見た記憶があったのですが、

 

 

内容はよく覚えてなくて音楽が印象に残っていたのを

 

 

覚えています。

 

 

音楽が斬新で、リヒャルト・シュトラウスの交響詩、

 

 

「ツァラトゥストラはかく語りき」や

 

 

現代音楽の作曲家、リゲティの作品が効果的に

 

 

使われていて、その効果は、

 

 

まるでこの映画のために書かれた

 

 

オリジナルサウンドトラックかと、

 

 

思うほどです。

 

 

キューブリック監督の映像に音楽をつける、

 

 

音楽を選ぶセンスは、のちの映画製作に

 

 

大きな影響を与えたと言われています。

 

 

この作品は、日本でも公開され、10年後の

 

 

1978年に「金曜ロードショー」で放映されています。

 

 

私のうろ覚えの記憶は、この時放送されたものを

 

 

映画好きだった父と、家族みんなで見たものでした。

 

 

当時は意味がわからなかったシーンが、今、みると

 

 

「こういうことだったのか。」と理解できます。

 

 

SFX撮影を駆使した宇宙の描写も、芸術的で、

 

 

今から52年前の作品とは思えないほどに

 

 

示唆に富んでいて、魅力に溢れています。

 

 

監督のスタンリー・キューブリックは、1961年に

 

 

イギリスに移住し、映画製作を続け、

 

 

1999年に心臓発作で亡くなりました。(享年71才)

 

 

12年ぶりに監督として製作した映画

 

 

「アイズワイドシャット」

 

 

完成直後、試写会直後の5日目のことです。

 

 

この映画をもう一度見ようと思ったきっかけは、

 

 

「モノリス」、と呼ばれる謎の石板に関する記述を

 

 

本で読んだからです。

 

 

デイヴィッド・ウィルコック著「カバール」(上下巻)

 

 

この石板こそが、映画では宇宙生命体として

 

 

描かれていますが、平和に暮らす太古のゴリラに

 

 

戦いを教えた存在、という冒頭シーンの

 

 

象徴的なエピソードにつながり、

 

 

月の裏側には、このような建築物がたくさんある、

 

 

という研究もなされています。

 

 

色々と興味の尽きない宇宙のお話ですが、

 

 

アーサー・C・クラーク原作の「2001年宇宙の旅」

 

 

の主要なキャスト、コンピューター『HAL』の

 

 

吹き替えではない声をぜひ聴きたいので、

 

 

次は、字幕版を観るとともに

 

 

続編の「2010年 宇宙の旅」も見ようと

 

 

思った次第です。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。