音楽制作の手順について
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今朝の空、近所にて
今朝7時すぎ、ふと外に出てみると空が、雲が
面白いことになっていたので写真を撮りました。
先日、作曲するときの手順について、という
ブログを書きました。
きょうは、その続編です。
音楽の「種」がどのようにできてくるのか、
それを、どのように受け取るのかについて書きました。
↓
http://yamanemichiru.link/2020/08/20/作曲をするときの手順について/
音楽の原型(モチーフ)はメロディーだけの場合も
あれば、メロディーに和音がついて状態の時も
あります。
自由にピアノを弾いているときに出てくるものは、
左手で和音を弾いているので、おのずと和音も
ついている、ということになります。
ここからは、主に編曲(アレンジ)の作業に
なります。
ヴォーカルの曲なのかインストの曲なのか、
それぞれ、楽器、ヴォーカリストの声の音域に
合わせて、メロディー、和音、ハモリのパート
ベース、など、パートごとの音を、作って
行きます。
この編曲作業も、大きく分けて、2つの方法が
あります。
(1)コンピューターを使って行う音楽制作で、
いわゆるDTM(デスク・トップ・ミュージック)
と呼ばれます。
現在では、同じくコンピューターを使った作業で、
私の場合、鼻歌やピアノを自由に弾いて録音した
音素材を切り貼りする編集作業もできます。
こちらは、波形編集機能のついたソフトウェアを使います。
DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)
と呼ばれます。
(2)コンピューターは使わないアレンジ作業
ピアノやギターなど、音の出る楽器で一つひとつ
音を確認しながら五線紙に音符を描いてゆくという
方法です。
1980年代、コンピューターと音楽制作用ソフトウェア
が出現するまでは、作編曲家は、
ほぼ、この方法(2)で作業をしていました。
今でも、満月演奏で、カホ姉さんの伴奏譜を作るときは、
こちらの方法でやっています。
、 、 、というわけで、
きのうから「生命の木」組曲の制作をしています。
ピアノで演奏した曲を、一旦、コンピュータに打ち込んで、
アレンジを整えます。
その上で、他の楽器に演奏して頂く箇所は、
そのパートを作ります。
こうしておけば、曲の構成の変更、演奏時間の
変更、演奏key(調)の変更などがスムーズに
できます。
また、そのまま楽譜として整えて、演奏者に
お渡しすることもできるのです。
波形データをデジタルデータにする過程は、
自分で弾いたピアノ曲を、耳コピして音データに
置き換える、という、少々手間がかかる工程ですが、
トータルの作業時間としては
時間短縮につながるのではないか、と感じています。
それではきょうは、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。