作曲モードと演奏モードは別の領域の作業です
月曜日, 9月 14th, 2020
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ピアノ譜
今日も琵琶湖パーティー演奏の準備です。
今回は、自作のピアノ曲も演奏することに
なっています。
いつも思うのですが、作曲(編曲)するときと、
演奏するときでは、同じ音楽に関わることでも
別の場所の脳の領域を使っているな、と感じます。
(1)例えば、ピアノを思いつくまま弾いて、録音
しているとき、これは演奏しながら作曲をしている
ともいえます。
(2)次に、それをブラッシュアップして、
きちんとした形にして楽譜に落とし込みます。
それは、編曲作業にも似ています。
(3)そして、形になったら、譜面起こしをして
演奏モードに入ります。
なぜ別の領域の脳を使っているように感じるかと
いうと自分がピアノで演奏する前提の曲であっても、
形にする段階で、自分が欲しい音を、無意識の
うちに書いていることがあるからです。
そして、演奏する段になって弾いてみると「あれ?」
となります。
指が届かない、広い音域の和音を書いていることが
あるのです。
そんな時は、もう一度、コンピューターに戻って、
演奏可能なアレンジに修正します。
どうしてこういうことが起こるかというと
私の場合ですが、
メロディーと和音が頭に浮かぶ時、ピアノ曲の
発想ではなくて、弦楽四重奏や、小編成の
バンド編成の音が浮かんでいて、しばしば
左手と右手、だけでは引けない音域の音を
書いてしまうことがあるのです。
もう一つの理由としては、コンピューターで
エディット作業や編曲、楽譜作成を行って
いるからです。
コンピューターのない時代だと、ピアノを弾きながら
編曲作業をするので、自分が弾けない音域の
音を書くことはなかったと思われます。
というわけで、
一旦、楽譜にプリントアウトして、弾いてみると
色々なことが起きているな、と、
今回の曲の作業中に判明しました。
いずれにしても、これは、浮かんだ曲を
ピアノ演奏の形にするには、
必要な工程と言えるでしょう。
9/21(月)敬老の日
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それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。