菊地成孔とぺぺトルメントアスカラール公演へ

 

 

 

 

 

「南米のエリザベステイラー」

 

 

 

春の嵐も過ぎ去り、今日は穏やかな曇り空です。

 

 

緊急事態宣言も2ヶ月半ぶりに解除となりました。

 

 

とは言え、飲食店は、19時ラストオーダー、20時閉店が

 

 

20時ラストオーダー、21時閉店と、1時間延長された

 

 

だけで、何の意味があったの?と言わざるを得ません。

 

 

それでも、午後7時に「ラストオーダーです。」と、

 

 

申し訳なさそうな表情の店員さんに宣告されるよりは、

 

 

1時間、ゆっくりお食事ができるのは嬉しい、感謝、

 

 

の気持ちです。

 

 

さて、

 

 

先週の金曜日のことになりますが、

 

 

久しぶりにオーチャードホールへ。

 

 

「菊地成孔とぺぺトルメントアスカラール」の

 

 

コンサートに行ってきました。

 

 

オーチャードホールでの公演は12年ぶりだそうです。

 

 

両隣が1席ずつ空いている状態でした。

 

 

コロナのため、半分の座席での公演となったわけです。

 

 

これまで10枚のアルバムが出ているぺぺの楽曲から、

 

 

現代音楽風の弦楽器のポルタメントを主体とした、

 

 

会場を一瞬で緊張感に包む音の響きで始まりました。

 

 

かつて私は、菊地成孔さんの私塾、ペンギン大学で

 

 

ジャズ理論を学んだことがあります。

 

 

ですので菊地さんのことは、菊地先生なのです。

 

 

先生のサックスの音色は、ますます妖艶な輝きを

 

 

放っています。

 

 

初めて、ぺぺの公演を拝見したときの驚きが、イランイラン

 

 

の香りと共に蘇ってきます。

 

 

数ある菊地先生のバンド、ぺぺの他にも、DCPRG、

 

 

NARUYSHI KIKUCHI DUB SEXTET、

 

 

SPANK HAPPY、と3つのバンド、ユニットの活動も

 

 

なさっていて、私が一番好きなバンドが、ぺぺなのです。

 

 

結成16年目を迎えた「ぺぺトルメントアスカラール」

 

 

結成当時は、弦楽四重奏にピアノ、ハープ、ベース、

 

 

バンドネオン、ダブルパーカッション、という編成と、

 

 

先生のサックス&ヴォーカルに酔いしれていて、

 

 

ときおり、先生が舞台から客席に向けて、香水を

 

 

「シュッ、シュッ。」と噴霧して、その妖艶な芳香と

 

 

サウンドによって、それこそ脳の松果体に直接、響きと波動で

 

 

働きかけられる体験をするために、コンサート会場まで

 

 

足を運んでいたんだなぁ、と感じます。

 

 

それでだんだんと意識が変わり、フリーランスの道へと

 

 

進むことになったわけです。

 

 

他にも文筆業、DJ、プロレス(格闘技)評論、大学講師、

 

 

ファッション(パリコレ)評論、映画についても詳しく

 

 

奥深く、先生の手がけるジャズテイストのO.S.Tでは、

 

 

最近拝見した、NHKドラマ10「ハムラアキラ」は、

 

 

菊地先生の音楽が先にあって、後から脚本やキャスト、

 

 

演出が決められたのではないだろうか、と感じさせるほどの

 

 

アヴァンギャルドなJazzテイストの劇伴が、他の楽曲の

 

 

追随は許さない雰囲気で最初から存在していて、

 

 

それらがたっぷりと惜しげも無く聴ける作品なのでした。

 

 

そうそう、先生のご実家が料理店を経営していた影響で、

 

 

菊地先生の料理の腕は、プロ並みであるということも

 

 

記しておきます。

 

 

有料のブログマガジンを配信されていて、そのダイジェスト版は

 

 

こちらです。

 

 

閲覧者を選ぶとは思いますが、ハマる人はハマると思うなぁ、

 

 

ってことで、貼っておきます。

 

 

菊地成孔がこの期に自分のブロマガを充実のリニューアル

https://www.youtube.com/watch?v=JGzUYEAFoVw

 

 

 

あっ、忘れるところでした。

 

 

菊地先生もトランプ支持者です。

 

 

2019年の連載記事で、そのことをはっきり記して

 

 

おられるネット記事を見つけて嬉しくなったことも

 

 

付け加えておきます。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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