ファンクラブ用コンテンツ-満月演奏の収録をしました
金曜日, 6月 25th, 2021
きのうはファンクラブ用コンテンツの収録をしました。
ヘンデル作曲のオペラ「セルセ〈クセルクナス〉」
第一幕 第１場から歌曲 Ombra mai fu ラルゴ
（なつかしい木陰）を演奏しています。
昨日のブログでも書いた通り、歌詞付きの方は、
ミチカホールの満月演奏として、このあとアップロード
いたします。
ピアノを弾きながら歌ってみて感じたことは、
なぜかこのメロディーからは大自然、宇宙、愛
と、言葉にしたら陳腐になってしまうのですが、
闇も光も 全てのものを包み込む なんらかの大きな
存在、のようなものを感じるのです。
”サムシンググレート”
というわけで、検索してみました。
ペルシャ王「セルセ」がプラタナスの木陰への愛を
歌ったもので、歌詞の日本語訳は以下です。
かつて、これほどまでに
愛しく、優しく、
心地の良い木々の陰はなかった
何とシンプルな歌詞でしょうか！
メロディーは、ヘンデルと同じくバロック時代の作曲家、
ボノンチーニが作曲したものをのちにヘンデルが改作して
有名になったもので、ということは、ヘンデル作曲の
メロディーというわけでもないようです。
ソプラノ歌手キャスリーン・バトルの録音した音源が
１９８６年夏からニッカウイスキーのCMに起用され
日本で大きな反響を巻き起こし、歌手や曲に対する
問い合わせがニッカウイスキーに殺到し その結果
ウイスキーが酒類市場で伸び悩むなか、売り上げが２割
増しになり、同年のNHK紅白歌合戦ではソプラノ歌手
佐藤しのぶさんが初出場で、この曲を歌唱しました。
なんとなくですが、この年の紅白で歌った模様を、
リアルで観たような気もします。
さて、とりとめがなくなってきましたので、
改めましてのご案内です。
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それでは今日は、この辺で。
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