みずがめ座の満月にファンクラブ用コンテンツの楽曲をアップしました
明日、21時03分に水瓶座の新月を迎えます。
月下の夜想曲から「木彫パルティータ」を演奏しました。
この曲の原曲は、チェンバロと弦楽合奏の編成で、
バッハや、ヘンデルなどバロック〜古典音楽のテイストの
曲です。
月下の夜想曲の中でも人気曲のひとつで、過去には
海外のゲームショウの前夜祭のコンサートで
演奏させていただいた曲でもあります。
本番は、ライプツィヒで、リハーサルはチェコスロバキア
であり、鉄道で国境を越えるという体験もしました。
国境を超えたときに車掌さんがパスポートに
スタンプを押してくれたのです。
鉄道好きの友だちから「スタンプ見せて!」
と羨ましがられた、そんなことも思い出します。
図書館ステージのBGMとして作曲した木彫パルティータは
ぎっしり詰まった本や本棚の雰囲気から古い中世の
図書館のイメージが湧いてきたことからバロック音楽の
テイストの曲になりました。
粒をそろえて演奏するのに、コンピュータを使った
DTM(デスクトップミュージック)で表現するのには相性が
良いのです。
ところが、音符だけ打ち込んでも寸分違いのないリズムからは
無味乾燥な印象しか伝わってこないのです。
不思議なことに、バロック音楽を聴いたとき。
どんなに粒が揃っているように聴こえても実は、
自然な美しい音楽に聴かせるためには、微妙なテンポの
揺らぎがあることがわかります。
揺らぎのデータを、1小節にたくさん微調整しながら入力しないと
人が演奏しているようには聴こえないのです。
不思議ですね。
一方、ほんとうに人が弾くときにはその逆で、
ひとつひとつの音の大きさ、長さを楽譜通りに正確に
演奏することが求められます。
そうして、できるだけ正確に演奏する中で、それでも
自然にフレーズや音楽の盛り上がりなどに対応して
微妙にテンポや音量が揺れるところが美しい音楽の
エッセンスになっている、ということが
その当時 制作していて良くわかった曲でもあります。
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それでは今日はこの辺で。
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どうもありがとうございます。