湯島大聖堂-ニコライ堂のすぐ近くなので行ってみました
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史跡 湯島大聖堂
ニコライ堂を訪れたあと、すぐ近くに湯島大聖堂、
というのがあるのを知りました。
地図で確認したときに見つけたのです。
ニコライ堂の中に入れず、まだ時間があったので
湯島大聖堂へ行ってみることにしました。
新御茶ノ水駅、B1出口を出て正面に広がる、
聖橋(ひじりばし)という橋を渡ったすぐのところに
湯島大聖堂はありました。
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聖橋
この橋を渡った先の右側が湯島大聖堂です。
東京医科歯科大学も駅を背にして左の方に見えます。
そびえ立つ白い巨塔といった雰囲気です。
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聖橋から
橋を渡って階段を降りると、大聖堂の門に出ます。
都会の一等地にありながら、一歩足を踏み入れると、
そこは、静かな敷地で、時折訪れる人もいました。
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入徳門
門を抜けると「大成殿」という本殿が目の前に広がります。
どことなく雰囲気が首里城を思わせます。
日本の伝統的な寺院とは違う雰囲気でした。
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異国情緒のある本殿前広場
それもそのはず、孔子廟と呼ばれる、
孔子にゆかりのある史跡、大聖堂です。
徳川五代将軍綱吉が、儒学の振興を図るため
1690年に建立された史跡です。
印象的だったのは、敷地内に張り巡らされていた壁です。
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特徴的なミルフィーユのような壁
この壁、どこかでみたことがあるなぁ、と感じました。
名古屋の熱田神宮に一部だけ残っていることで有名な壁です。
何か関係があるのかどうか不明ですがあまりにも似ていて、
特徴的なので記しておきます。
偶然訪れたにもかかわらず、見所満載の湯島大聖堂、
学問所としての役目もあったようです。
そのため受験シーズンには、合格祈願に訪れる参拝者も多いのです。
それもそのはず、たくさんの絵馬が飾られていたのは、
受験生の合格祈願の絵馬だったというわけです。
こうして、ニコライ堂(ロシアそのものの雰囲気)と
湯島大聖堂(中国の雰囲気)の二つの史跡を尋ねました。
東京にいながらにして、どこか異国情緒溢れる場所を
体験できた不思議な都内散策の日となりました。
そういえば、湯島大聖堂からさらに300mくらい歩けば、
神田明神もあります。
日本、ロシア、中国、と3つの史跡を尋ねる観光コース
も企画できるなぁ、などと思いにふけりながら、
新御茶ノ水を後にしたひな祭りの新月でした。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございました。