伝統にとらわれないフレンチ料理はアートを超えた芸術作品
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アミューズ(前菜)盛りつけ
11月3日、文化の日、キャンパーマグさんの誕生祝いに
都内にオープンしたばかりのフレンチレストラン
「Sanmi」に行ってきました。
テーブル席はなく、カウンター席のみ、6名までの貸切り
というこれまでにない斬新なスタイルのお店です。
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カウンターに置かれたセット
グレーに統一されたシンプルなカウンターには、
控えめな照明とともにお箸とスプーンが鎮座しています。
左の大理石風は、なんと「おしぼり置き」です。
カウンター席のみ、といってもすぐ後ろが壁になっている
のではなく、テーブル席を置くことのできる広いスペース
もあります。
が、そこには巨大なアート作品とも言える「生け花」が
置いてあるだけのシンプルな空間。
これから始まる食の饗宴に期待が膨らみます。
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生け花(左が海、右が山)
そして宴は始まりました。
驚いたことに、シャンパンで乾杯した後、スタッフが
フロアに次々と出てきて、前菜(アミューズ)を
その生け花に次々とサーブしてゆくではありませんか!
向かって左が、海の食材を使った一口サイズの前菜で、
向かって右側が、山の食材を使った一口サイズの前菜です。
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海の幸
海の幸は、キャビア最中、岩魚タルト、松笠 雲丹、
墨烏賊 茄子、牡丹海老 ナスタチウム、の5品。
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墨烏賊 茄子
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キャビア最中、岩魚タルト、松笠 雲丹、牡丹海老 ナスタチウム
ナスタチウムとは金蓮花(キンレンカ)という食用の花の名前で、
ハーブにも使われます。
お花と牡丹海老を一緒に食べる、という初めての体験をしました。
嬉しくなる美味しさでした❤️
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山の幸
山の幸は、葡萄バーガー、フォアグラスグリ、銀杏、
パテアンクルートパイ、テッドフロマージュ、の5品で
合計10種類の前菜を、少しずつ頂きました。
どれも新しい味で、これまでに体験したことのない
食材の組み合わせもあり、のっけから驚きと感動の渦に
巻き込まれたのは言うまでもありません。
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フォアグラスグリ
スグリは、カシスやベリーに似たフルーツです。
フォアグラはあまり得意ではありませんが、
この組み合わせは美味でした。
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葡萄バーガー、テッドフロマージュ、パテアンクルートパイ
テッドフロマージュは「煮こごり」のような料理
パテアンクルートパイは「パテをパイで包んだもの」
という料理のフランス語です。
前菜でこんなにも楽しませてくれるサンミのお料理、
これから始まるコース料理がどんなことになるのか、
期待に胸がドキドキしてきました。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読み頂きまして、
どうもありがとうございます。