マトリックス三部作の完結編-レヴォリューションズを鑑賞しました

 

 

 

 

 

 

 

マトリックス3部作の3作目、レヴォリューションズを観ました。

 

 

2作目のリローテッドは公開当時に見たのをすっかり

 

 

忘れていて、色々と記憶の扉が空き、懐かしい想い出が蘇ってきました。

 

 

レヴォリューションズは、今回初めて観ました。

 

 

続編の完結編を見ずに終わっていたということも判明した次第です。

 

 

これで、最新作レザレクションズのストーリーとも繋がり、

 

 

納得できる内容でした。

 

 

「黒ネコ = デジャヴ」が象徴するシーンがラストにあり、

 

 

またもや1作目を見たくなる、という不思議な現象にも驚きました。

 

 

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

レヴォリューションズは、死体置き場風の部屋に横たわる

 

 

ネオと黄色い服の少女のシーンから始まります。

 

 

マトリックスの仮想社会(私たちが生きる現実社会)と、

 

 

ザイオンに生きる人々との服装の違いが面白いのです。

 

 

ザイオンでは、タンクトップに破れたセーターを身に纏っています。

 

 

リローテッドに出てきたフランス人は、モニカ・ベルッチ

 

 

演じる妻に裏切られたにも関わらず、またもや夫婦として

 

 

出演していて、思わず

 

 

「離婚してなかったんか〜い。」

 

 

と一人ツッコミを入れてしまいました・笑

 

 

劇画アニメの影響はますます顕著で、アクションシーンで

 

 

投げ飛ばされた相手が壁にめり込む、などは

 

 

トムとジェリー(古っ・笑)を思い出します。

 

 

コンピュータとの戦いは激化し、ネオは機械都市へ

 

 

乗り込むことを決心します。

 

 

ザイオンではミフネという三船敏郎そっくりのリーダーが

 

 

ガンダムのような機会ロボットに乗ってマシーン敵に

 

 

立ち向かい戦うという、ちょっとジャパンカルチャーの

 

 

オマージュなのか、パロディなのか?というシーンもあり

 

 

いろんな意味で楽しめます。

 

 

それにしても30分近く続くマシーン蜘と人との戦いは

 

 

手に汗握る攻防です。

 

 

一方、機械都市に乗り込むネオとトリニティーは、

 

 

仲間になりすまして潜り込んでいたスミスによって

 

 

邪魔されながらもネオがやっつけて着陸に成功します。

 

 

スミスとの戦いのシーンで両目を焼かれ、視力を失った

 

 

ネオが、光を感じ、感熱の赤外線カメラのような視界で

 

 

視えるようになる、という新しい能力が開花する設定は

 

 

精神世界への扉を開く新しい時代の象徴のように思います。

 

 

そしてハリセンボンのようなマシーンの親玉と直談判し、

 

 

マトリックスの世界へ戻ってスミスとの最終決戦です。

 

 

再び平和な世界がザイオンに戻ります。

 

 

そして、とても意味深なラストシーン。

 

 

平和が戻ったマトリックス(仮想世界)、預言者の女性

 

 

と黄色い洋服の孫娘、再会のシーンです。

 

 

そこへ、白ひげの白人男性が現れて、短い言葉を交わします。

 

 

交わす会話が印象的で、この世の真実を語っているように思えました。

 

 

ひらたく言えば「神」(預言者)と「悪魔」とのゲーム

 

 

であるということをほのめかして3部作は終わるのです。

 

 

最後になりましたが、

 

 

オープニングで緑色の文字が縦に落ちてきます。

 

 

その文字の一つが「Y」の文字で終わって、それが

 

 

だんだん大きくなるシーンがあります。

 

 

私には「Yap遺伝子」を表しているように思えてなりません。

 

 

さらに最終決戦〜エンドクレジットの音楽がとてつもなく

 

 

ゴージャスで素晴らしいです。

 

 

「シャンティ」「シャンティ」とマントラを唱えるような

 

 

歌詞がオーケストラ、さらにクールなビートとともに

 

 

唱えられ、音楽のセンスの良さにも感銘を受けました。

 

 

このように、とてつもない映像作品だということを、

 

 

映画公開から19年後のいま 観て 今さらですが、

 

 

深く理解した次第です。

 

 

様々なところに様々なメッセージが埋め込まれている映画でした。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読み頂きまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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