ブルガリアワインは歴史が古くコスパが高くて素敵な味と香りです
先日、ワインラヴァーのカホ姉さんに誘われて、
ワイン会へ行ってきました。
いつも親しんでいるフランスやイタリアのワインではなく
この日は、ブルガリアのワイン会です。
「ブルガリア」と聞けばヨーグルトですが、ブルガリアの
ワインは、世界最古の4000年前に古代トラキア人
によってワインが醸造されたのが始まりだと伝えられて
いるそうです。
のちにその技術がギリシャ、イタリア、フランス、
スペイン、ドイツに伝えられたのだそうです。
改めて地図を見ると、東南ヨーロッパのバルカン半島に
位置していて、思ったよりも南にある国です。
東は黒海に面していて、南はトルコとギリシャに隣接しています。
そんなブルガリアのワインを6種類、堪能させて頂きました。
スパークリングワイン1、白2、ロゼ1、赤2、
他にもオレンジワインや、人気の赤ワイン、エチケット
(ラベル)がマリア様のお顔という貴重な白ワイン
と9種類の味と香りを経験したのです。
サクラ・アワードというワインのコンテストがあります。
サクラ・アワード2022
↓
http://www.sakuraaward.com/jp/index.html
日本の女性が審査するというユニークなコンテストで、
2021年にゴールド賞に輝いた赤、白は、印象的でした。
白はヴィーガンワインで、天ぷらにもあう白ワインの
特別賞も受賞したワインです。
また、赤の方は、ブルガリアの固有品種メルニックと
ピノ・ノワールのブレンドで、こちらもヴィーガンワインです。
ワインはブドウからできているのに、なぜヴィーガンと
ヴィーガンでないものがあるの?
と素朴な疑問をぶつけてみると、カホ姉さんが教えてくれました。
ブドウの澱(ワインに沈殿しているもの)を除去するのに
卵の卵白が使われるのだが、ヴィーガンワインでは、その
動物性たんぱく質を使用しない ということなのです。
「なるほど、 、 。」
というわけで、近隣諸国に比べて物価の安いブルガリア
のワインは、とってもコスパが高いのです。
では、なぜもっと日本で流通しないのでしょうか。
ブルガリア政府に予算がなくて、海外に宣伝が
できない、という事情もあるようですが、
この日の講師であるワインインポーター、石田さんの
お話によると、ブルガリアワインを輸入するには、
とても面倒な手続きが必要で、諦めてしまう業者さんが
多いのだそうです。
フランス、イタリア、ドイツ、チリ、オーストラリアの
ワインは書類が簡単なのでしょうか、 、 。
なんとなくですが、安くて美味しいブルガリアワインが
たくさん日本に入って来ると、上にあげた国々の
ワインが売れなくなるからということで、利権も
絡んでいるのでは、と感じた次第です。
ちょうど年末年始用のワインがなくなってきたので、
気に入ったワインを何本か購入しました。
これで、お花見の季節に頂くワイン、準備が整いました・笑
春が待ち遠しいです。
ワイン会を主催してくださった真紀子さん、どうもありがとうございます。
二子玉川ワインバー ナイト・ホークス
↓
https://www.facebook.com/nighthawksfutakotamagawa/
TAI&Company(講師:石田さん)
↓
それでは今日は、この辺で。
いつもお読み頂きまして、
どうもありがとうございました。