特別史跡-安土城址は山全体が遺跡で前文明の跡地のようでした
天橋立お水取りの旅、3日目の朝、京都まで戻ったら、
そのまま帰京せずに近江八幡に向かいます。
今回の旅のもう一つの目的、安土城を訪れることです。
城といっても例のごとく、織田信長が本能寺の変で
亡き後、2週間後に天主などが焼失、一夜のうちに
落城したことになっています。
原因は織田信雄が焼き払った説や、配送する明智光秀軍
による放火という説もあります。
JR琵琶湖線安土駅からタクシーで5分くらいのところに
お城跡はあります。
↑
登り始めの風景
お城の跡、というよりは、広々とした遺跡、といった
雰囲気で、古代にタイムスリップした感じです。
↑
日陰があるのが嬉しい道中
この日も35度近い猛暑、片道45分くらいの工程を
私は録画したり、写真を撮ったりしながら、
2時間かけて巡りました。
↑
天主跡手前の広場(本丸跡)
↑
天主跡
天主跡は思ったよりも広くない台地で、基礎の石が並ぶだけの
シンプルな遺跡です。
天主跡の横からの眺めは素晴らしかったです。
↑
道中の緑に癒されます
↑
仏定石
ここから三重の塔の方へ降ります。
階段だけが残る広場に出たら、そこから下ったところに
三重の塔がありました。
↑
三重の塔
意外とこじんまりした塔で古い雰囲気、
室町時代の建物です。
さらに下ると仁王門(桜門)がありました。
↑
金剛力士像(右)
↑
金剛力士像(左)
↑
仁王門、下からの眺め
仁王門は、1571年に伊賀の武士が建立したものを、
信長が伊賀から移したもの、とされています。
このように、特別史跡 安土城跡は建物はなく、三重塔と
仁王門のみという巨大な遺跡でした。
ふもとの方の石の階段の幅がとても広いのが印象的です。
前文明の遺跡だとしたら、巨人が住んでいたのではないか、
と感じました。
↑
天安河原を思い出させる積み石
1,200円の安土城跡チケットには、摠見寺本堂の
特別拝観券がついていました。
このあとそちらに向かって、色々と面白い体験を
することになるのです。
続きはまた後日、書きますね。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。