バリ島の余韻と911&311

 

 

 

 

 

原発とは無縁のバリ島、祈りの場所

 

 

 

ふだん、テレビは、ニュースと天気予報

 

 

くらいしか見なくなって久しいのですが、

 

 

きのうは、夕食のときに、ふと

 

 

スイッチを入れました。

 

 

フロリダに巨大ハリケーンが発生したという

 

 

ニュース。

 

 

そして、

 

 

16年前の、9月11日、

 

 

ニューヨークでテロのあった日でしたが、

 

 

9.11関連のニュースは、私が目にした限りでは、

 

 

ほとんど放送されていなかった模様です。

フロリダの台風のニュースにかき消されていた印象

 

 

チャンネルを変えようと思ったら、

 

 

坂本龍一さんが出演していたので、

 

 

そのまま見ることにしました。

 

 

 

3.11東日本大震災で津波の被害に合った

 

 

ピアノ。

 

 

鍵盤がぼこぼこになっていて、打鍵しても

 

 

戻って来ない箇所があります。

 

 

 

龍一さんは、そのピアノの音を

 

 

 

「美しい。」といって、

 

 

打鍵するたびに、戻らない鍵盤を、

 

 

指で、ひとつひとつ戻しながら

 

 

綺麗な和音を、弾いていました。

 

 

 

「ピアノは木と鉄でできている。

 

 

年月とともにピッチが狂って、壊れてゆくのは、

 

 

自然に還ろうとするからです。」

 

 

 

人間の側からみたら壊れかけたピアノでも、

 

 

自然の側から見たら、もといたところへ

 

 

還ろうとする、ふつうのこと。

 

 

と語る龍一さん。

 

 

自然なことなのですね。

 

 

木と鉄でできたピアノは、

 

 

やがて土に還ることができますが、

 

 

原発は、自然に還れないどころか、

 

 

運転中も、処理できない廃棄物を生み出し、

 

 

終息までに費用と、時間がとてつもなく

 

 

かかります。

 

 

坂本さんは、コントロールできない

 

 

原発をつくってしまった人間を、

 

 

「愚か」

 

 

 

だと嘆いていました。

 

 

 

嘆いたのちに、私たちは、いろいろな

 

 

知らなかったことを知ることになり、

 

 

意識も変りました。

 

 

このままではいけない、

 

 

と気が付いたのですから、

 

 

自分の心の声にしたがって、

 

 

ほんの少し、自然や動物や植物、

 

 

地球の環境について、意識をむけて

 

 

考え、行動することにいたしましょう。

 

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただいて、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

Leave a Reply