サインマンから譜面マンへ
土曜日, 10月 5th, 2019
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スコア譜
気温は高いですが、清々しい秋晴れ。
私が住んでいる地域の花火大会は
予定通りに開催される模様です(^^
ここのところ、編曲と譜面作成をしています。
8月はサインマン、10月は譜面マンです・笑
今日は、作業の工程をご紹介しますね。
まずは曲ごとの編成に従って、アレンジ(編曲)
を行います。
この時に、Keyを決めることがとても大切です。
カホ姉さんの歌いやすいKey、
弦楽器奏者の演奏しやすいKey、
鍵盤楽器の演奏しやすいKey、いろいろあるのです。
特に弦楽器は、開放弦が使えるKeyで
編曲できると、ところどころ和音で演奏することも
可能なので、音に厚みを出す時に
有効です。
こうして、Keyを決めてアレンジが終了したら、
音源を録音しておきます。
そしていよいよ譜面作りの工程です。
楽譜が見やすいようにレイアウトする。
調号をつけて、臨時記号の表示をなくす。
こうして見やすくなったら、
ここからが大切な工程です。
音の強弱や演奏方法の指定のほか、
だんだん大きく、とかだんだん小さく、など
演奏に表情をつけて演奏するための記号を
書き込んでゆくのです。
これらをしっかりしておけば、リハーサルの
時間を短縮できるのですね。
音符だけが書かれてある楽譜だと、
どのように演奏しているかの情報が少なくて、
練習するときの効率が良くない場合が
あります。
こうして、楽譜が出来上がったら、
練習番号、テンポ表示、曲名などを
テキストで書き込んでスコア(総譜)の
出来上がりです。
そして次の工程は、パート譜の作成です。
楽器ごとのパート譜に表示した時に、
記号やレイアウトが変になっていないかを
チェックします。
スコアが綺麗でも、パート譜が見えずらい楽譜だと、
これもやはり演奏に影響します。
プロの演奏家さんたちには、ほぼ初見で演奏を
していただくことが可能ですが、やはり
演奏情報がしっかり書かれた
見易い楽譜の方が、
演奏家さんの最高のパフォーマンスを
引き出すと感じています。
日々、そんなことを考えながら、
譜面を作成しています。
見に来てくださったら嬉しいです!
ミチカホール with 伊藤 友馬ストリング・クインテット
〜ブラッドステインドの夕べ〜
11月10日(日)
OPEN-PM 17:00 / START-PM 17:30
会場:フューチャーセブン(南青山)
前売り 5,000円 / 当日 5,500円
終演後の懇親会付 / 8,500円
チケット発売中❤️
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それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。