フォーチューン-運命の輪-がグルグル回りだす
土曜日, 9月 7th, 2019
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トートタロットカード Ⅹ
先日、
熊川哲也氏が率いる、K-BALLET COMPANYの
新作バレエ「カルミナ・ブラーナ」を観ました。
あまりにも素晴らしくて、
今まだ、その余韻の中にいます。
19世紀初め、ドイツ南部のベネディクト会、
ボイエルン修道院の図書室から
古い歌を集めた写本が見つかりました。
その歌は約300編にのぼり、ラテン語、
古イタリア語、中高ドイツ語、古フランス語
などで書かれたもので、
若者の怒りや恋愛の歌、酒や性、パロディなど
世俗的なものが多く、おそらくこの修道院を訪れた
学生や修道僧たちによるものとされています。
これらは、11世紀から13世紀の間に
書かれたと推測されていて、「カルミナ・ブラーナ」
(ボイエルンの歌)という題名で編纂され、
1847年に出版されました。
(wikipedia より)
ドイツの作曲家カール・オルフが、この写本の
詩の中から抜粋した24編の詩に曲をつけ、
舞台形式の大規模な合唱曲として書き上げた
ものがこのバレエの音楽です。
「おお、運命の女神よ」(合唱)が一番有名で、
映画「インディージョーンズ/魔宮の伝説」の
人身御供のシーンで使用されている音楽として
知られています。
写本は現在、ミュンヘンのバイエルン州立図書館に
所蔵されていて、驚いたことに、
この写本の表紙が、トートタロットカードの
メジャーカード#10
Fortuneにそっくりなのです。
カホ姉さんが教えてくれました。
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ブラナス写本(出典:wikipedia)
写本の方は、
「全てのものは、運命に支配されるもので、
運命の女神の持つ車輪の前に、全ては
服従せねばならない。」という意味で、
この世の諸行無常への嘆きと、
運命の偉大さを表したもの。
一方、
トートタロットカードは、
「執着を手放して、変化のときを受け入れましょう
運命の輪を動かすのに、しっかりと軸を
持ちましょう。」という意味です。
「ミラクル、人智越えが起ころうとしている。」
という意味もあり、いずれにしても
自分の軸を持って、高度な専門領域や
精神世界、心の領域を推奨するカードです。
中世では、運命に逆らえないことを嘆いて
終わっていましたが、
現代では、運命の輪は自分で回し、
どんなに変化の波に揉まれようとも
しっかりと自分軸を持ち、
波を乗り越えてゆくことができるのです。
数秘&トートタロットカードセッション:
9月16日(月)祝日、
11:00〜、 13:00〜、 15:00〜、 17:00〜、
代官山の美容室 limoa にて
お問い合わせ&ご予約:
(山根ミチルメールアドレス)
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それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。