青森の旅日記-亀ヶ岡石器時代遺跡へしゃこちゃんに会いにゆく
月曜日, 12月 14th, 2020
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遮光器土偶の石造りモニュメント
弘前八幡宮をあとにして、こんどはつがる市に
車を走らせます。
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とにかく広いのです
広々としたつがる平野、一本道をただただ進みます。
途中、雲の向こうからお日様が降り注ぐ、
不思議な光景に思わず車を止めました。
一時間ほど車を走らせて、着きました。
突如として現れた、縄文時代の土偶モニュメントです。
亀ヶ岡石器時代遺跡は、紀元前1000年〜400年、
芸術性豊かな土偶や多くの副葬品が出土した大規模な
共同墓地です。
中でもこの(しゃこちゃん)と呼ばれる大型土偶の
遮光器土偶は、眼のあたりが光を遮るという表現が
その名前の由来になっていることで知られています。
たしかに何やらメガネのようにも見えます。
手足が短い体型も、親近感を覚えます。
「しゃこちゃん。はるばる会いにきたよ〜。」
テンション上がりつつ、この辺り一帯の遺跡を
散策しようとすると、突然、雪が舞い始めました。
何となくですが、これは、散策はしなくて良い、
の合図だと感じました。
そういえば、宮崎旅行でも駐車場に到着した途端、
急に大雨になって、参拝しなかった神社があります。
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展示施設の案内図
展示施設へ行くことも検討しましたが、青森の旅、
最終日の最終旅程に、しゃこちゃんに会えた嬉しい
余韻に浸りながら、時間に余裕を持って
青森空港へ向かうことにしました。
車に乗ろうとすると、 、 。
さっきまで雪がぱらついていたのに、
平原の向こうに日が差しめて、
くっきりとオレンジ色に染まってきました。
写真を撮ってから空港へ出発です。
遮光器土偶は、宇宙服であるという説があり、
私もその説に納得している一人です。
そんなことを思いながら運転していると、またもや
不思議な光景に遭遇しました。
以下、カホ姉さん撮影の写真です。
「ミーさんすごいよ〜。」
突然カホさんが興奮してシャッターを切り始めました。
UFOかなぁ〜。
こうして写真でみると、地上から空へ向かっての
不思議な光が見てとれます。
最新の研究では、古代日本の縄文時代には
高度な測量技術や石切の技術が存在していて、
特に、古代津軽王国の秘められた歴史を伝えている
とされる古文書も存在します。
3日間ではありましたが、その土地にきて、見て、
触れて、感じたことは、何よりも得がたい経験でした。
うまく言い表わせないけれど、確かに、この地には
太古の昔、高度な文明を持った王国が存在し、
祭りや儀式が行われていたのだと感じました。
もしかしたら、空港へ向かう道すがら、天体ショーを
見せてくださったのは、
地球に高度な文明をもたらすため
遥か彼方から飛来した、宇宙服を身にまとった
遮光器土偶のしゃこちゃん達が、時空を超えて
そっと教えてくださったのかも、と感じました。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。