芸術の秋
日比谷公園へ
日比谷コンベンションホールにて、
秋の芸術祭
〜日本人の心に響く音の世界〜
の鑑賞です。
田中佑季さんの、歌に続いて、
不思議な覚醒映画「くう」
でナレーション担当された
とおまさんのデュオ「カミムスヒ」が出演。
彼女の奏でるシャーマニックドラムの音で、
ステージが一瞬にして、縄文の雰囲気に。
客席には、ミッションナビの仲間や、
「くう」トシワキタ監督の、お姿も。
特筆すべきは、
「カミムスヒ」の二人と共演された、
バリ島から来日中の、
王室付きシャーマンの女性が奏でる鈴の音です。
やはり私は今、調律されていない、
金属の優しい音に、魅了されているみたいです。
彼女の、その鈴を奏でる姿かたちに感銘をうけました。
清らかな鈴の音が、私たちの細胞ひとつひとつに、
染み入るように響きます。
そして、
元NHKアナウンサーの、山根基世さんの朗読。
鈴木三重吉・作「古事記物語」は、
なめらかなアルトの音域で、聴こえて来る、
イザナギノミコト、イザナミノミコトの
物語です。
「語りの癒し」とでも言いましょうか。
耳だけでなく、
その場すべてに言霊として伝わって、
わたしたちの体全体を包み込みます。
最後は、
ヴァイオリニスト高雄敦子さんの演奏。
このかたは、演奏を通じて、いろいろな神秘体験
をしていらっしゃいます。
彼女の弾く名器、ストラディバリウスから届く
バッハの「無伴奏パルティータ」や、
ホルストの「ジュピター」は、もうそれだけで
泣く子もだまる、癒しの音楽です。
都会のオアシス、日比谷公園で聴いた、音、
感じた波動!
とっても素敵なひとときでした。
それでは今日は、この辺で。
お読みいただいて、
いつもありがとうございます。