ソクラテスは円を描く&くうの上映会
5回目の「くう」を観て来ました。
目で聞いて、耳で見る。
ナレーションにある通り、寝ている間も、
耳で観ている。
目は閉じれば、見えなくなりますが、
鼓膜というのは、寝ていても閉じることは
できません。
ですから睡眠中でも音は聞こえるのです。
電車でまどろんでいても車内放送で、
夜眠っていても、朝のいろいろな
生活音で目がさめるのは、
寝ていても、鼓膜が音の振動を感じている
からなのだと思います。
昨日は、
トシワキタ監督の「くう」とは別の作品
「ソクラテスは円を描く」の上映もあり、
その作品がどんなものなのかも、
楽しみにしていました。
「ソクラテスは円を描く」予告編
↓
「綺麗な和服の女性と景色」それに対比する
かのような、温泉宿の一室。
監督の上映後のお話では、
「ソクラテスは円を描く」は、覚醒映画ではなく、
自分の中を掘り下げて行く映画なのだとか。
きのうは、私は、
「ソクラテスは円を描く」の方で眠くなりました。
美しい映像美に、高品質のリバーブのかかった
ピアノの音のBGM。
加工された、足跡などの自然音。
そのどれもが、心地の良い音でした。
アキバシアターの椅子は座り心地も良いので、
ヒーリングサロンにいるかのように
‘うつらうつら’したのです。
音楽を担当したのは、畑中正人さん。
畑中正人さんのブログ
↓
http://d.hatena.ne.jp/htnkmst/20101119
「くう」の音響&音楽も担当なさっています。
そして、その後の5回目となる「くう」では、
よく眠ったせいか、一度も眠くならずに、
隅々まで鑑賞しました。
まえに鑑賞したときとから変化したなぁ、
と感じたところは、
例の「木」。
ピンぼけのカラフルな「木」なのですが、
最初にみた時よりも、ピンぼけ度が増しているような
印象です。
それから、モノクロ(白黒)の映像だったところが
全体的に緑色になっていたところがありました。
というわけで、
「くう」上映後のトシワキタ監督と
ナレーション担当の總水とおまさんとの
トークショーのお話の内容も、楽しいエピソード
にプラスして、どんどんと深いお話になってきて
これからも、目が離せません。 。 。
花粉のような、風邪のような体調不良は、
きのう、またぶり返していたのですが、
一夜明けて、すっかり良くなりました。
それでは今日はこの辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。