暑さを吹き飛ばすビッグ・バンドJAZZの魅力
火曜日, 7月 25th, 2017
きのうは、来月開催される
「BAND LIFE」さん主催の、
トークショウライブの
打ち合せに行ってきました。
打ち合せのあと、
ビッグバンドのライブコンサートへ。
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Zエクスプレス ビッグバンド
2016年の楽器フェアの時に結成された、
ヤマハの楽器愛用者によるビッグバンドです。
ビッグバンドとは、
金管楽器(トランペット4本&トロンボーン4本)
サックス5本、
これに、ピアノ、ベース、ドラムが加わった、
ジャズ・オーケストラです。
この日のライブは、
スーパー・トランぺッターの
エリック・ミヤシロさんをゲストに迎えて
古今東西の名曲、スタンダート曲を、
アンコールも含めて16曲、たっぷり
聴かせていただきました。
「ディジー・ガレスビー」や
「エラ・フィツジェラルド」さんとも
お仕事をされていた
エリックさんが登場すると、
バンドのメンバーが、きりりとして、
一瞬のうちにステージの空気が
変ったのが印象的です。
デヴィッド・フォスターの名曲
「ウィンター・ゲームス」では、
ピアノと、オーケストラのための
多幸感あふれる原曲にもまして、
管楽器で表現される、ひと味ちがった
元気いっぱいのアレンジが、
暑さを吹き飛ばしてくれました。
トランペット、トロンボーン、サックス、
というと、音量が大きくて派手、
というイメージがありますが、
サックスは、吹き込む息の量で小さい音も
出せます。
トランペット、トロンボーンは、
ミュート、という
楽器の先端の吹き出し口のところに、
はめ込む、弱音器をとりつけることによって、
雰囲気の違う、優しい音がでるのです。
「When I fall in Love」や、ガーシュインの名曲
「サマー・タイム」では、ミュートの音色が
新鮮でとっても良かったです。
マイルス・デイヴィスのアルバム
「カインド・オブ・ブルー」、
「ラウンド・ミッドナイト」、
では、ミュート・トランペットの魅力が
とても良い感じで聴くことができます!
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左:カインド・オブ・ブルー
右:ラウンド・ミッドナイト
アマチュアの団員もいらっしゃるという
Zエクスプレス、のメンバーは
全員がソロで、アドリブができる、
という強者揃い。
真夏の夜に、
渾身のパフォーマンスを
観せていただきました!
Zエクスプレス ビッグバンド
次回のライブは秋!
楽しみにしています。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。