ゲーム音楽とプログレッシブ音楽
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本文とは関係ありません(^^)
年末の日々、お仕事に励んでいます。
仕事納めは28日か29日という
方が多いようですね。
私は、今の作業が終わり次第、
今年のお仕事は一旦、終わりです(^^
ゲーム音楽のお仕事をはじめたときに、
それまでの音楽制作と大きく変わったのは、
ボス曲を作曲することでした。
メロディーと和音、という考え方だと、
ボス曲の雰囲気にならないのです。
そこで、
先輩方の作ってこられた音楽を分析して
みました。
リフとリズムでできているなぁ、
ということがわかりました。
もちろん「メロディーと和音」
の要素もボス曲にはあるのですが、
それよりもリフ(メロディーよりも短い
モチーフのようなもの)と
リズム(アクセントの位置)に
特徴を持たせると、それらしくなる、
ということに気が付きました。
このリフでできている曲は、
いろいろな音楽に含まれていますが、
一番多いのは、
プログレッシブロックであると
私は感じました。
参考にしたのは、
ドリーム・シアター、
エマーソン・レイク&パーマー
キング・クリムゾン
などなど。
特にEL&Pの「タルカス」という曲は、
名曲中の名曲で、ボス曲にぴったりです。
作曲家の吉松隆さんが
オーケストラに編曲し、
大河ドラマ「平清盛」(2012)のBGM
に使われたことでも知られます。
というわけで、当時、新旧、あらゆるプログレ音楽を
何度も聴いて、参考にしました。
さて、
現在のプログレッシブ音楽シーンは、
どんな感じなのでしょうか。
ネットを検索すると、出てきました。
プログレッシブロックの名曲。
おすすめの人気曲 – YouTube
というサイト
↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLH74VWN4E0nKhd0Dh4zhVK2K2VGtf9fRY
Octavision「Three Lives」という
すごいバンドの動画がありました。
今のプログレシーンはこうなっているんだなぁ
と、思わず聴き&見入ってしまいました。
そのサウンドは、ドリームシアター風。
Octavisionのメンバーは、
彼らの音楽を聴いて育った人たちだろうなぁ、
と思います。
もうひとつ、
懐かしくてニンマリしてしまったのが、
ラッシュの「Tom Sawyer 」です。
1980年代、ラジオで、そのサウンドだけ、
よく耳にしていました。
バンドメンバーの動画とともに見ること
ができて感動です。
「こういう人たちが演奏していたのか。
すごいなぁ。 。 。」と。
他にも、興味深い映像がたくさんあって、
ついつ時間を忘れて見入ってしまいます。
そして、思いがけずに、
このプログレッシブロック音楽の要素、
リフとリズム、というものがゲーム音楽の
ボス曲に与えた影響、というものを、
味わってみることとなったのです。
それにしても、
これらの音楽を作曲するのも、演奏するのも、
体力を必要としますので、
やはり若いときにやる音楽だなぁ、
と思った次第です。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。