田辺聖子さんの訃報に触れて
火曜日, 6月 18th, 2019
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近所にて
おととい初めて、モニターセッションの
お客様に数秘とトートタロットカードの
リーディングをさせていただき、
ありがたくも貴重な経験をさせていただきました。
小さな一歩です(祝)(^^
きのうは、直木賞にノミネートされた作家さんが、
初めて全員女性だった、というニュースも
飛び込んできました。
1999年までは、文学賞にノミネートされる
女性の作家さんは14%に満たない割合だった
そうです。
そんな折も折、6月6日に、
芥川賞作家の田辺聖子さんが
91歳で、お亡くなりになりました。
本を読むのが好きだった私は、田辺さんの作品が
好きで、いっときは、エッセイや、恋愛小説を
読んでスカッとしていました。
セクハラ、パワハラ、ジェンダーなどの言葉が
一般的ではなかった時代に、
「舐めんなよ。」という働く女性の気持ちを
”さらっ”とした関西弁で語る語り口が、
心に響きました。
ドロドロした痴話喧嘩のシーンも、
思わず笑ってしまう表現が秀逸でした。
田辺聖子さんは、数秘ではコアナンバーに
「3-12」を持っていらっしゃる所以でしょうか。
著述家としても「3-12」はぴったりの数字です。
また誕生数に「5−14」を持って
いらっしゃるので、ここでも「作家」、
「クリエイティブ」というキーワードが出てきます。
他にも、知性、クリエイション、専門的な才能、
ムードメイカー、に突出した数字を持って
生まれた方だのだということがわかります。
ソウルナンバーが「9」→カリスマ性の数字、
実現数に「8」と、社会的成功を示す数字を
持って生まれてこられていたことも
よくわかりました。
「3」を運命数と人格数、2つに持っている
田辺聖子さんは、
文章で人々を楽しませるエンターテイナーであり、
読む人の心を癒すライトワーカーです。
36年間連れ添ったご主人とは、
仕事が終わった後、
カラオケを一緒に楽しむのが日課だったことも
あったそうです。
私自身、田辺さんの小説には、
ずいぶんと励まされました。
エッセイでは、日常の出来事を笑い飛ばす文章に、
なぜか、自分の悩みをバカバカしく感じ、
泣きたいような出来事に遭遇してもまた、
頑張って仕事を続けようと思うに至ったのです。
私のOL時代の懐かしい思いが蘇ります。
田辺聖子さんの、ご冥福をお祈りいたします。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。