アニメ映画リメンバーミーを観ました
全国的に冷え込んでいます。
冬らしい季節になって来ました。
少し前のことになりますが、
友人にお借りしていたDVDで「リメンバーミー」
というアニメを見ました。
メキシコが舞台の、音楽家志望の少年と
その家族(祖先)の物語です。
メキシコは、ゲーム音楽のイベントで、
何度か訪れたことがあります。
ガイコツのオブジェが街の至る所で
お土産として売られていて、初めて訪れた
時には不思議な感じがしました。
のちに「死」というものを恐れない、
むしろ身近な存在として捉える文化を持つ国
であることを知りました。
街の広場やストリートに、ミュージシャンがたくさん
いて毎日演奏していて、親近感を覚えました。
そんなこともあり、見たいアニメ映画の
一つだったのです。
ひょんなことから、少年ミゲルは、死後の世界へ
迷い込んでしまいます。
そういう設定なので、
物語は、ほぼ、死後の世界で繰り広げられます。
その映像の美しさに奪われました。
死後の世界がどうなっているか、
死んで見ないとわからないのですが・笑
こうなっているのだよ、という一つの
答えが示されているように感じました。
物語としても秀逸なストーリーで構成
されていて、最後まで観る人を飽きさせず、
楽しませてくれます。
リメンバーミーの主題歌、これがまたとても
良い曲なのです。
物語の終盤に、ミゲル少年が
歌うシーンがあるのですが、涙が溢れて
止まりませんでした。
いつかミチカホールの満月演奏で歌いたいなぁ、
と思った次第です。
少年ミゲルは、最後は、無事に死後の世界から
現実の世界に戻って来ます。
そのとき、なぜか、ものすごく美しい世界だった
死後の世界よりも、少し色褪せた感じのする
こちらの世界に戻った方が「ほっ」とした感じが
したのは、やはり、私が今の3次元の世界を
生きているからなのだなぁ、と思います。
犬や猫の動物たちもとても愛のある存在として
描かれていて、とっても満足のゆく作品です。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。