33年前の私のお仕事について遠い記憶をたどっています
水曜日, 1月 27th, 2021
出典:wikipediaより
↑
(MSX)ソニー「HiT BiT」 HB-75
私は、長らくテレビゲーム音楽の作曲のお仕事を
していたこともあって、時どき海外のファンや
レトロゲーム愛好家の方から取材を受けることが
あります。
最近では、あまりそういう機会も減ってきていたのですが、
先日、メールインタビューのご依頼を受けました。
レトロゲームの中でも(MSX)と呼ばれる、
パソコンゲームの研究をなさっている方からです。
「コナミに入社してすぐ、33年も前の
お話になりますので、記憶が定かではありませんが、
覚えている範囲でお答えします。」
とお返事しました。
そうして記憶を辿りながらインタビューに
お答えしているうち、昔むかしの記憶の扉が
開いてきたのです。
当時の音源も用意してくださったので、それを聴きながら
お答えしつつ、
あまりに懐かしかったので、しばらく、その音源に
聴き入ってしまいました。
ゴ―ファーの野望〜エピソードⅡ〜
↓
https://youtu.be/RHSlVHQWCM0?t=1048
スペースマンボウ
↓
どちらもシューティングゲームの名作です。
あまりに懐かしかったので貼っておきますね。
↓
https://youtu.be/RHSlVHQWCM0?t=1048
↑
ゴーファーの野望〜エピソードⅡ〜
ゴーファーのトラック13-モアイステージBGMや、
トラック17-工場ステージBGMほか、数曲を
制作しました。
33年前、コナミに入社したときの配属先は、
ファミリーコンピューター(略してFC)のゲームソフト用音楽
制作する部署でした。
出典:wikipediaより
↑
任天堂(FC)ファミリーコンピューター
が、
パソコン用のゲームソフト用音楽を制作する部署
からもたくさんお仕事がまわってきたのです。
ゲーム好きの皆さまなら、よくご存知の、
メタルギアー、スナッチャー、パロディウスなど、
当時のコナミの名作といわれたゲームを、
たくさん開発していた部署です。
私が配属先された(FC音楽チーム)では、
新人研修の一貫として、当時、立花理佐さんという、
実在のアイドル歌手の女性を題材にゲーム化した
「リサの妖精伝説」の、音楽を作ったのがコナミに
入社して初めてのお仕事だったと記憶しています。
のちに、研修期間が終わって、初めて担当したタイトルが
「がんばれゴエモン2」(FC)です。
この作品は、オリジナルゲームサントラCDとして
リリースもされたので思い出深い作品です。
33年後に、海外の方から取材を受けるほど、
多くの人たちに楽しんでもらえたゲーム作品に
音楽家として関わることができたこと、
大変嬉しく感じた次第です。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。