レスリーマッコーエンの訃報に触れて開いた記憶の扉

 

 

 

 

出典:Rolling Stone

Bay City Rollers 左から、アラン(Bass)、デレク(Dr.)

 

レスリー(Vo.)、ウッディー(S.Gt.)、エリック(R.Gt.)

 

 

 

昨日は、英国エジンバラのバンド「Bay City Rollers」の

 

 

ボーカリスト、レスリー・マッコーエンの訃報が

 

 

飛び込んできました。

 

 

65歳、という若さで、死因は不明だそうです。

 

 

去年も2月に日本でコンサートをして、今年も7月から長期の

 

 

ツアーが組まれていた、ということですから、ほんとうに

 

 

突然の死、だったようです。

 

 

もしかしたら、ロンメル死なのかも、と感じます。

 

 

Bay City Rollers といえは、ほろ苦い思い出があります。

 

 

小学6年生の時、同じクラスだった洋楽好きの友達の

 

 

影響で、彼らのレコードを買ってきてはなんども

 

 

何度も聴いていました。

 

 

サタデーナイトフィーバー、I only wanna be with you.

 

 

それまでも、ビートルズやキング・クリムゾン、ELPなど

 

 

聴いていましたが、ロックバンドで一番はじめにヘビロテ

 

 

したのがBCRの音楽だったのです。

 

 

なぜ、あんなに好きだったのか謎なのですが、当時は、

 

 

遠い異国のアイドルに憧れる12歳の私でした。

 

 

ファンクラブにも入って、ミュージックライフなどの洋楽の

 

 

音楽雑誌などを買って彼らの記事を読むのが楽しみでした。

 

 

中学1年の時に、そのBCRが初来日するというので

 

 

母に、岡山のコンサートに連れて行って欲しい、

 

 

とお願いして、チケットを母の分と2枚、買ってもらいました。

 

 

コンサート当日、会場である岡山市の体育館に着いたとき、

 

 

長い列をなして開場を待つ、熱狂的なローラーズファンの

 

 

若い女性たちの姿、その異様な興奮ぶりに圧倒され、

 

 

恐れをなした母が急に顔色を変えて「帰ろう!」

 

 

と言い出したのです。

 

 

私が、彼女たちと一緒に彼らのコンサートを見ることを

 

 

許さなかったのです。

 

 

もうすぐ開演で、夢にまで見たアイドルに会える、

 

 

その会場の前まできているというのに、頑固な母は、

 

 

コンサートを見たい、と懇願する私の願いを聞き入れず、

 

 

香川まで強引に連れ戻した、という悪夢のような思い出です。

 

 

帰りの電車では、一言も口を聞かず、凍りつくような

 

 

雰囲気でした。

 

 

思えば、その頃から、実家を早く出たい、という気持ちが

 

 

強くなったような気がします。

 

 

何としても県外の大学に進学して、親元から離れたい、

 

 

と、そんな秘めた思いが芽生えたのです。

 

 

記憶の扉がどんどんと開いてきます・笑

 

 

レスリー訃報のwebニュースに、当時の動画が紹介されていたので

 

 

シェアします。

 

 

I only wanna be with you.(Live in Japan 1976)

https://youtu.be/CiA8RyWAwe4

 

 

 

スコットランド出身のバンドということで、チェック柄の

 

 

ステージ衣装が印象的でした。

 

 

エリックファンだった私は、エリックのテーマカラーの

 

 

赤のタータン・チェックのスカートを履いたり、

 

 

ウッディーのテーマカラー、黄色のチエックのマフラーをして

 

悦に入っていました。(無邪気な田舎の中学生)

 

 

今も、レスリーの歌声がリフレインします。

 

 

バンドのサウンドが蘇ります。

 

 

♪  サ、サ、サ、サタデナーアー

 

 

♪  サ、サ、サ、サタデナーアー

 

 

♪  サ、サ、サ、サタデナーアー

 

 

S,A,T,U,R D,A,Y  Night

 

 

S,A,T,U,R D,A,Y  Night

 

 

レスリー・マッコーエンさんの、ご冥福をお祈りします。

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

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