朝崎郁恵と風の楽団LIVE-今だからこそ聴きたいライブ音源CDです

 

 

 

VOICE OF SEA、VOICE OF WIND 朝崎郁恵&風の楽団LIVE

 

 

 

2021年7月にリリースされたばかりのCDを

 

 

聴いています。

 

 

夏にカホ姉さんが私の分まで注文してくれていたものです。

 

 

見開きになっているジャケットを開いてCDを取り出すと

 

 

Dedicated to the memory of Takuya Mori

 

 

と印刷された文字が目に入ります。

 

 

このCDは、奄美の歌姫 朝崎郁恵さんのマネージャーを

 

 

長らく務めた今は亡き森卓也氏によって収録され、

 

 

長い間埋もれていたのを高橋全さんがCD化した音源で、

 

 

2005年8月28日に愛・地球博で開催されたライブを収録、

 

 

そのときの写真が残っていなかったため、

 

 

2010年に愛媛県松山市で開催された

 

 

「ライブアース・まつやま」で郁恵さんと風の楽団が

 

 

ふたたび共演した時のものがジャケットの写真として使われています。

 

 

対面で同じ空間での演奏が制限されているコロナ禍の

 

 

今だからこそ、このようなCDが形になったことは

 

 

大きな価値があると感じます。

 

 

奄美の海のような 人々を包みこむ歌声と、風の楽団の

 

 

心地よいビートに溢れた曲が6曲収録されています。

 

 

アルバム最後の「ホーエラエー」は、会場で輪になって

 

 

踊りだす観客もいたという踊れるワールドミュージック。

 

 

思わず口ずさみたくなる歌詞は、加計呂麻島に伝わる

 

 

「諸鈍シバヤ」(歌舞伎初期の踊り)の様々な演目の間に

 

 

間奏のように演奏されるメロディーです。

 

 

 

ホーエラエーノエイヤサーノサー

 

ヤンサガエーノヨイヤサーノサー

 

(繰り返し)

 

 

サァテンテンテンナー シュトゥリトゥテン

 

ハァテンテンテンナー シュトゥリトゥテン

 

(繰り返し)

 

 

去年の夏コロナ禍が始まりつつあるなか訪れた奄美の旅で

 

 

加計呂麻島に渡ってみた風景と空気感が蘇って来ます。

 

 

諸鈍シバヤは、源平合戦・壇ノ浦の戦いで破れた平資盛

 

 

一行が1202年に喜界島に渡り3年後に奄美に上陸。

 

 

和歌の名手でもあった資盛が加計呂麻島の諸鈍集落に居を構え

 

 

奄美の人々と交流を深めるために都の文化を伝えたのが

 

 

始まりとされています。(曲解説より)

 

 

 

800年前の加計呂麻島の海岸で、奄美の集落で歌い踊られた

 

 

原始歌舞伎の演目はどんなだったのでしょうか。

 

 

時空を超えて観てみたい。

 

 

そんな気持ちにさせてくれるノスタルジーな貴重な音源を

 

 

今に蘇らせてくださった高橋全さんに感謝いたします。

 

 

私の分まで買ってプレゼントしてくれたカホ姉さんにも(^^

 

 

 

朝崎郁恵&風の楽団LIVEの特設サイト

https://swbluemoon.com/asazaki_live_cd/

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読みいただきまして、

 

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

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