映画-アパートの鍵貸します-は今にも通じる生き方を示してくれた物語
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1960年公開作品
きのうは20度に届かず、急に冷え込んだ関東地方です。
免疫をあげて、体調管理に気をつけましょう。
免疫を上げるためには面白い映画を見るのも一つの方法です。
撮り溜めていた映画「アパートの鍵貸します」を観ました。
ニューヨークの保険会社に勤めるバド(バクスター)が、
昇進のため、
4人の部長と愛人の密会用に自分のアパートの部屋を
時間貸して、毎夜遅く帰る生活をしているところから
物語が始まります。
この映画のタイトルだけは知っていましたが、なぜか
観る気になれず、今の今まで観ていなかった作品です。
ところが面白くて一気に見てしまいました。
白黒だったので、古い映画 = つまんない という
先入観があったのです。
とは言え、ピント来たから録画ボタンを押したのであり
どこかで映画評論のおすぎさん紹介した記事を読み
いつか観てみようと思ったのは記憶に新しいところです。
ロマンチック・コメディー作品というジャンルに部類
されているように冒頭シーンの主人公バドエオ演じる
ジャック・レモンの演技はコメディー出身の俳優さんかな
という印象でした。
1950年後半〜60年前半のアメリカの世相、
都会で働く人々の様子、価値観が生き生きと描かれていて、
これがそのまま何年か遅れで日本の都会の世相、価値観に
なってゆくのだと直感しました。
面白い映画だったなぁ、満足して白ワインをグビリ飲んで
なんとなくスタッフのクレジットを見ていたら、
もう1人の主役エレベーター係のフランを演じたのが
シャーリー・マクレーンだったのでびっくりしました。
というのも、私にとってシャーリー・マクレーンは
女優さんだけれども精神世界の本の著者としての方が
馴染みが深かったからです。
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アウト・オン・ア・リム〜愛さえも越えて〜(1986)
確か1990年の初めころ読んだ本で、精神世界に興味が
あったとは言え、この本を読んだときの衝撃はいまでも
忘れられません。
彼女が体験した不思議な時空を超える話を、惜しげも無く
全て記している気がしたからです。
周波数や音の記述もあって、大変興味深いものでした。
来るべき新しい世界に向けて、物質だけではない、
目に見えない世界が存在するのだということを
人々に伝え、その準備をさせるお役目の人なのだと感じました。
1934年生まれのシャーリーさん、ママちゃんと同い年です。
女優デビュー5年目の作品ですから1984年頃の彼女しか
知らなかった私は、テロップの名前を見て驚いたという訳です。
87歳のいまでも現役で活動していて、2017年には
制作総指揮&主演で、「あなたの旅立ち、綴ります」
という映画を発表なさっています。
この映画は、ビジネスの世界で成功した女性が、自分の
あの世への旅立ちが近いことを知り、理想の死亡記事を
ライターを雇って書かせる、というお話です。
こちらも面白そうな作品なので近いうちに観ようと思います。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。