岸辺露伴は動かない-年末のNHKドラマはシュールな世界観を音楽でうまく演出しています
ここのところ晴天が続いていて、冬らしいお天気です。
すんだ空気はありがたいのですが とにかく乾燥していて
シェリーさん、ナディーさんをなでていると「バチッ。」
と静電気が走ってビリビリすることもしばしばで、
二匹の背中の毛が、磁石を当てたように逆立つことさえもあるのです。
「マッチ一本、火事のもと。」
火の元には気をつけなければいけませんね。
そんなわけで、1日に何度もハンドクリームを塗っています。
足のかかとに至っては、放置しておくとガサガサになり、
それでも放置しておくとバリバリになって日々が入ることがあります。
何年か前にそれを経験してからというもの、
お風呂上がりにひまし油を塗って気をつけています。
2021年 M-1グランプリに輝いた「錦鯉」の決勝で、
かかとがひび割れるというネタがありましが、
あれ、ほんとうの話で、私は身をもって体験しています。
ある日、自分のカカトが大変なことになっていると
気がついたときは、心底びっくりしました。
さて、前置きが長くなりましたが、きのうは
NHKドラマ「岸田露伴は動かない」を観ました。
番宣の予告で放送されるのは知っていたのですが、
録画予約をし忘れていて、有料のオンデマンド配信で
見るしかないな と思っていました。
もしかして、とNHKプラスの無料配信で見ることが
できるかな、と思ってサイトに行って見ると、
ギリギリ、12月31日の深夜まで、
無料で配信していることがわかったのです。
というわけで、チャチャっと玄関&ベランダのすす払いをし、
買い物を済ませて、パソコンモニターの前に陣取りました。
音楽は菊地成孔氏。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である漫画家
である岸田露伴が主人公のスピンアウト短編集の実写ドラマです。
第一話「富豪村」
第二話「クシャガラ」
第三話「D.N.A.」
きのうは一気に第三話まで観ました。
テレビのモニタースピーカではなく仕事用のスピーカー
から流れてくる菊地さんの音楽は、シュールな世界観を
よく表していると感じます。
演奏者はきっと、氏が主宰するバンド、
「ぺぺ トルメント アスカラール」のメンバーに違いありません。
パーカッション、ハープ、弦楽四重奏、バンドネオン、
そして菊地さんが弾くキーポードの電子音も加わりますが
違和感は全くなく、程よくマッチしていて独特の世界観を
演出する役割を果たしています。
第二話に出てくる同業の漫画家を演じる森山未來さんの
演技をはじめとして、それぞれの物語に出てくる
濃いキャラクターの俳優陣の演技が光っています。
第四話「ザ・ラン」
第五話「背中の正面」
第六話「六壁坂」
今日は、やることがたくさんありますが、
パパッとこなして、第四話から第六話まで観ようと思います。
さて、来年はミチカホールのライブ演奏の場所が広がりそうです。
詳細が決まりましたら当欄にてご案内いたします。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。