六本木の街並みから感じた地の時代から風の時代へ
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庭の野ばら
きのうは、所用のため、都心方面へ車で
出かけてきました。
途中、六本木駅付近を通過しました。
かつて会社員として勤めていたときに、毎日歩いた
通りや街並み、夜には懇親会や飲み会などで歩いた
繁華街を信号待ちのときに目にしました。
「あれ?」
こんなに色あせた街だったっけ。
なんとなくですが、そんな印象を受けました。
タイムトラベルで未来の六本木を見たような
気がしたのです。
どことなく色あせている印象です。
平日なので、人通りも普通にあり、街並みが大きく
変わっているわけではないのですが、どこと無く
活気がない感じで、全体的にくすんでいるような
気がしたのです。(個人的な感覚です。)
コロナの影響で、閉店に追い込まれた店舗が多いせいも
あるかと思いますが、どうもそれだけではない感じです。
これまで憧れだった街、芸能人やセレブ達が夜の街に
繰り出し闊歩していた街。
そんな華やかさが、昼間にもあったと思いますが、
輝きは失せて、寂れた印象です。
地の時代の物質的な豊かさから、
風の時代の精神的な豊かさへ、
拭ってもぬぐいきれない、大きな時代の変化を
六本木の町並みから強く感じた次第です。
若者が、車や持ち家を欲しがらなくなっている、
という調査結果をどこかで目にしてから
随分と時間が経ちます。
高級車や高級腕時計、宝石に代表される贅沢品、
必要以上の巨大な資産などは、一昔前は、それが成功の証、
持っている者は皆から羨ましがられるものの象徴でした。
ところが、今では「それがどうしたの?」と
首を傾げられる対象になっていると。
信用創造でつくられた紙幣では、有事の時には
お腹を満たすことはできないのですね。
そんな感覚が湧き上がってきたきのうの午後の都心。
所有の時代からシェアの時代へ。
大きなものから小さなものまで、横のつながりを大切にする
コミニュティーを作る動きが、全国的に活発になって
きていることも体感しているところです。
きっとそのような動きもこれから益々、活発になって
ゆくのでしょう。
なんだかとりとめのない内容になりました。
素敵な週末をお過ごしください。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございます。