ナイトホークスのワイン会へ-雑味のない美しいキスヴィンのワインです
撮影:カホ姉さん
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この日のラインナップ
先日のことになりますが、二子玉川のワインbar
ナイトホークスさんのワイン会に行ってきました。
「キスヴィン」という、最近注目のワイナリーのワイン、
代表の荻原社長のお話が面白くて、
目から鱗の楽しい時間をすごしました。
女性の醸造家の方が作るワインです。
荻原社長は、キスヴィンのワインは女性を口説くためのもの、
「ホントは野郎なんかにゃあ、飲ませたくないんだ。」
と冗談まじりに真顔で仰います。
毒舌の中にも愛のある言葉で、受講生を楽しませて下さいました。
気骨のある職人さん、といった感じのダンディーな方です。
代々、山梨で、もともとは食用のブドウを生産していたのが、
90年代にカリフォルニアに旅行したとき、
キスラーという白のシャルドネを味わい、感動して、
キスラーを超えるワインを作りたい、とワイナリーを
始められたそうです。
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キスヴィンの白とロゼ
ここのところ注目のワイナリーさんで、ANAの国際線で
提供されています。
雑味のない、ブドウ本来の味を大切に、ワインという
魅惑の液体に仕上げてくださった、優しくスルスルと
喉をすり抜けてゆく、そんなキスヴィンのワインです。
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「キスヴィン」白&カリフォルニアの白「キスラー」
「キスラー」と言えば、思い出があります。
会社員だったころ、ワインに詳しい知人から、
カリフォルニアの白ワインでコストパフォーマンスが
良いのがある、と教えられて、
それが「キスラー」だったのです。
出張に出かける友達にお願いして、キスラーの白を、
何本か買ってきてもらったのを覚えています。
当時は、今の値段の半分くらいでした。
キスヴィンさんの白と一緒に、20年ぶりくらいの
キスラーの白もいただきました。
「嗚呼!この味、この香り!」
美味しい記憶がよみがえります。
音楽と一緒で、ワインの味や香りも時空を飛び越えて、
その頃のことを思い出すから不思議です。
ワインについて、どんな質問にも答えてくださる荻原さんの
言葉で、印象に残ったのは、
「自分たち農家には、日本の食を安定的に供給する
責任がある。」というものでした。
安易にワイナリーを始め、ぶどうの木を枯らせて平気な顔を
している人には、ワインを作る資格はない、と仰います。
この世に生まれてきたミッション、使命としてワイン作りに
取り組んでいらっしゃる職人さんの心意気を垣間見た瞬間です。
さて、今日も暑い日になりそうです。
今夜の夕食には、冷たい白ワインかな〜
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただきまして、
どうもありがとうございました。