秋、散歩、仕事
１０月なのにバカみたいに暑い日があり、どう過ごして良いかわからない。
チルル君も、すごく冷え込む日があって夏毛が抜けてきたなと思ったら、また暑くなったりして、全身の毛皮の具合を調節するのにさぞかし困っていることだろう。
私は、Tシャツと長袖を交互に着たり重ね着したりして、適当に暮らしている。
そんな中、ライブに行って来た。「The Core」という北欧ジャズ（ノルゥェー）と、おなじみ「Informel 8」の豪華な２つのグループ。
３月の公演が、震災で延期になっていたものが、ようやく実現したのだ。
「Informel 8」は、結成当時からすると、アルトサックスの高井汐人氏を除いて皆メンバーが入れ替わり、アンサンブルやセッションの仕方がさらに磨きがかかっている。リーダー三輪氏裕也氏の新曲２曲も披露され、構成のしっかりした堅実な演奏を楽しんだ。
「The Core」は、北欧ジャズ独特の雰囲気を持った良いバンドだ。一曲めは「スティーヴ・キューン」を彷彿とさせるモノトーンのスタイリッシュな影のある楽曲＆演奏。と思えば、２曲めは５/４拍子に躍動的で多幸感あふれるアドリブが繰り広げられ、意表をつかれる展開に驚いた。アンファオルメル８が、作曲家によって書かれた構成的なジャズグループ、とすれば、ザ・コアの方は、モードの１コードで自由に即興を繰り広げる演奏家主体のバンドだ。
あっという間の３時間、高級ジャズクラブの半分〜１/３の値段で、これだけ堪能できれば、文句なし。
三輪さんに挨拶をし、店を出る。乗り合わせたのエレベーターの中で若者２人が言っていた。「これで３５００円は安いよなぁ〜。」私は心の中でつぶやいた。「そうですよねー。私もまったく同感です。」
最近、仕事の合間に散歩をしている。良いアイデアが浮かぶ時もあるし、そうでない時も、気分転換になるから行っている。そのとき、直前まで制作している曲がぐるぐる頭を回るのだ。それだと気分転換にならないので、他の曲を思い浮かべようと思うのだが、なかなか良いのが思いつかない。そんな時重宝しているのがピンク・レディーの「ペッパー警部」だ。
この曲は、テンポが丁度徒歩のテンポに合うし、ミーちゃんご本人も、散歩のときに愛用しているらしい。私も試してみたところ、シンプルな曲なので、よけいなことを考えずに歩けるのが良い。
とはいえやはり飽きるので、他の曲も探し中。
それでは今日はこの辺で。
散歩の途中に出くわした御神輿
変わったポーズのチルル君