映像と音の関係について
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きのうの午後の空
10月に入りまして、今年もあと
3ヶ月です。
ほんとうに、時間が経つのが早く感じる、
というのは、私だけでなく、
私の周りにも、そのことに共感して
下さる人が、たくさんいます。
さて、今日もブログ更新です。
私は、仕事柄、音楽と映像の関係について
考えることが良くあります。
音をつけるときにその指針となる要素が
いくつかあります。
大きくわけて、今、思いつく要素が
3つあります。
【① – 感情や情景】
劇判や、物語につく音楽で多くみられます。
明るい曲、
悲しい曲、
多幸感あふれる曲
など、人の感情に訴える曲。
【② – 映像の色】
映像の色のイメージ、
赤っぽい音、
黄色っぽい音、
青っぽい音、
等、視覚とむすびついている音。
【③ - 映像にある自然界の素材】
森林(木)のような音、
鉱物(石)のような音、
海や湖、川など、水のイメージの音、
泥や砂など、土のイメージの音、
鉄などの金属っぽい音など、
自然界に存在する素材と結びついている
音などなど。
このように、映像に音をつける場合に、
いろいろなシチュエーション、
捉え方があります。
①の、感情に由来する音楽は、
主に、コード(和音)進行にて表現する
ことが多いように思います。
②の、色に由来する音楽は、
いろいろな楽器の音色のイメージによって
表現することが多いように思います。
そして、
③の、自然界の素材に由来する音は、
楽器そのものの素材に由来する表現が、
親和性があるように思います。
例えば、森、森林ならば、
木でできているマリンバや木琴の音、
が合う、などです。
音と映像の関係、
もちろん、実際に音をつける場合は、
上の3つの要素が混じりあっていますし、
映像と音が合う、合わないという感覚も
様々です。
①、②、③、の要素が、音を付ける
大きな助けにはなりますが、
いずれにしましても、
そのときどきに、思い浮かぶ
良いなぁ、と思った音やフレーズを
つけてゆく、という作業には、
変りがありません。
それでは今日は、この辺で。
いつもお読みいただいて、
どうもありがとうございます。