パットメセニーと矢野顕子さん共作のPRYERという曲について

4月 22nd, 2021 by mimi

 

 

 

 

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春の空、近所にて

 

 

 

プロの料理人をお迎えして開催した春のワイン会、

 

 

あとかたずけも終わり、余韻の中に浸りながら、

 

 

ほっとしているところです。

 

 

ご参加の皆さまの笑顔がとっても素敵で、励みに

 

 

なるなぁ、としみじみ思っているところです。

 

 

ミチカホールミニライブでは、最後に、「PRAYER」(祈り)

 

 

という曲を演奏しました。

 

 

矢野顕子さんとギタリスト、パット・メセニーの共作です。

 

 

1992年に公開された矢野さんの音楽ドキュメンタリー映画

 

 

「スーパーフォークソング ピアノが愛した女」に

 

 

収録されています。

 

 

あまりにも美しい曲なので、当時、行きつけのBarで

 

 

カホ姉さんと演奏したのを思い出します。

 

 

いつもミチカホールで色々なアーティストの楽曲を

 

 

カヴァーをするとき、イントロ、間奏、基本のコードを

 

 

コピーしたら、実際の演奏は、自分たちの感じたまま、

 

 

音源とは違ったテンポや尺、音使いで演奏します。

 

 

ところが今回の「PLAYER」は、参考にしたのがライブの

 

 

アンコールで、矢野さんの弾き語りの音源、ということもあり、

 

 

譜面に起こしての完全コピーで演奏しようと思ったのです。

 

 

細かい音使いはさておき、コピーしていると、意表をつく音、

 

 

それでいて、魂の奥底をそっと揺さぶりながら労るような

 

 

テンションコードの美しさを改めて発見しました。

 

 

昔から、カッコイイ和音や音の重ね方など、音楽を

 

 

聴いていて「これは!」と感じたところは、

 

 

楽譜があるものなら買ってきて、無いものなら耳コピー

 

 

して分析するのが好きでした。

 

 

イントロ → Aメロが始まって4小節目の不思議な和音、

 

 

これがサブドミナントコードにして借用和音の「A#11」

 

 

というコードです。

 

 

Keyを「C」で書くと、「D#11」となります。

 

 

「ドレミファソラシド」のCスケールにファ#(#11)の音、

 

 

という普通なら出てこない音が出てきています。

 

 

協和しない音、ともいえますが、出てくる場所と、

 

 

音の重ね方によっては、なんともいえない雰囲気を

 

 

醸し出す音、和音となるのです。

 

 

この曲の魅力は、この音に集約されている、とさえ

 

 

感じるのは、私だけでしょうか。

 

 

歌詞は、特定の人を思ったものでありますが、

 

 

恋愛対象や親子の愛も超えた、普遍の愛、

 

 

宇宙の愛、魂からの願いが、この和音に集約

 

 

されているように思えます。

 

 

1992年に制作された音楽ですが、いまの時代にこそ

 

 

ぴったりの曲だと感じます。

 

 

 

作詞:矢野顕子 / 作曲:Pat Metheny

 

夕暮れの光が溶けて消えないうちに

あなたの名前を呼んでみる

ゆれうごく街 ひとりたたずんでいる時

あなたのことを 思ってる

 

*時を越え 空を越え たどりつくから

降りつもる悲しみに 負けることなく

 

私の目が閉じられてゆく時が来ても

あなたの声も 指先も 心も

愛に包まれているように

 

 

*繰り返し

 

 

祈ることだけ

今 強く願うことだけ

あなたが 今日も 明日も いつまでも

愛に包まれているように

 

 

 

 

それでは今日は、この辺で。

 

 

いつもお読み頂きまして、

 

 

どうもありがとうございます。